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有馬温泉で安らぎの時間を紡ぐおとなのための静寂と風雅の佇まい

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  • 清盛ゆかりのまちを歩く(8)〜能福寺〜

    更新 : 2012/8/19 13:18

    早いものでまた一週間。日曜日がやってまいりました。
    今日もWeb担まついが神戸のまちに今も残る
    清盛や平家ゆかりのスポットをご紹介♪

    各地に○○大仏は数あれど!
    本日ご紹介するのは兵庫大仏でも有名な
    平家ゆかりのお寺、能福寺でございます。


    境内でまず目を惹くのがこの大仏様。

    兵庫大仏は明治24年に豪商・南条荘兵衛の寄進により建立され、
    金属回収令で昭和19年に国に供出されるまでは
    奈良・鎌倉の大仏様とともに日本三大大仏の一つに数えられていました。

    今、写真に映るのは平成3年になってから再建された2代目ですが、
    我々と同じように雨が降る日には雨に打たれ、
    風が吹く日には風に向かう、優しい露座の大仏様です。

    能福寺の由緒を辿るとその歴史は古く、
    805年に最澄により能福護国密寺として創建されたのが始まりとか。

    大仏様がまだいらっしゃらなかった平安末期には…
    平清盛がこの能福寺で剃髪したと云われており、
    福原遷都計画にともなって平家の祈願寺に定められ、
    一門により大伽藍が建立されたそうです。


    大仏の手前、大仏に向かって左側には
    「平相国廟(平清盛廟)・平清盛公墓処」があります。

    清盛が京で亡くなり荼毘にふされたとき、その遺言に従って
    能福寺の住職が清盛の遺骨を持ち帰って寺領内の八棟寺に埋葬、
    平相国廟が造立されたと伝えられています。

    平氏の滅亡とともに能福寺も灰燼に帰しており、
    今の平相国廟も、清盛の八百年回忌を迎えるに際して
    昭和55年に復興再建されたものですが、
    真実清盛の遺骨があるのかどうかは別にして、
    清盛の魂は、縁深いこの場所に
    静かに眠っているのではないでしょうか。.:*:・'゚

    清盛の姿、清盛の夢に思いを馳せながらそっと手を合わせれば、
    そよぐ風とともに清盛の声が聞こえてくるかも(?)しれません。

    さてさて。オリンピックも無事閉幕!
    本日久々の大河ドラマ平清盛は、第32回「百日の太政大臣」
    松田聖子、舞姫として再登場デス!

    Photo & Written by Web担まつい@欽山

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