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有馬温泉で安らぎの時間を紡ぐおとなのための静寂と風雅の佇まい

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  • 清盛ゆかりのまちを歩く(9)〜真光寺〜

    更新 : 2012/8/26 11:02

    早いものでまた一週間。日曜日がやってまいりました。
    今日もWeb担まついが神戸のまちに今も残る
    清盛や平家ゆかりのスポットをご紹介♪

    各地に真光寺は数あれど!
    本日ご紹介するのは平清盛が弁財天を勧請したと云われる
    平家ゆかりのお寺、神戸の真光寺でございます。

    仁明天皇(833年〜850年)の頃に
    観世音を祀るお堂を建てたのが始まりだそうですが、
    日本史の教科書では鎌倉新仏教の表でお馴染み(?)の
    時宗の開祖・一遍上人が遊行中に亡くなった示寂の場。

    境内には本堂向かって左手に一遍上人の廟所があります。

    一遍の死後、伏見天皇より「真光寺」の名を賜ったとのことなので、
    清盛の頃は「真光寺」という名前の寺では無かったワケなのですが…

    清盛は福原遷都の際、福原京の周り七つの地、
    花隈・佐比江・西宮内・夢野・真野・渦輪・兵庫に
    一門の氏神として深く信仰している安芸厳島神社から弁財天を勧請。
    兵庫七弁天、清盛七弁天などと呼ばれています。

    昭和20年の神戸大空襲で全伽藍を焼失してしまいましたが、
    七弁天の一つである真野の弁天がこの地の大日堂にあったと云われています。
    ※本シリーズ2回目で紹介した氷室神社も七弁天の一つ(夢野)です。

    また、寺の堂の一つに「広池山竜蔵院」があり、
    大竜の竜骨を納めていたと伝えられています。
    清盛の経ヶ島築造の折、住んでいた大池を失って祟りをなしたが、
    堂を建てて大日如来を祀ったところ解脱昇天したそうで…。

    そんな謎めいた竜のエピソードまである真光寺ですが、
    境内には真新しくも仰々しい柵に囲まれた一つの井戸が…。
    案内には「平清盛公 御膳水の井戸」の文字。
    清盛がここに弁財天を勧請した際、この井戸の水でお茶をたてて
    献上したと伝えられているそうです。

    つまりは…清盛はここでお茶したってことですよ!
    土日祝には真光寺でも清盛茶屋がオープン。
    当時を想像してお茶してみるのも楽しいかもしれません♪

    さてさて。
    今晩放送の大河ドラマ 平清盛 第33回は「清盛、五十の宴」
    あんまり老けメイクではない松山ケンイチの姿を見ていると
    え?50歳?!!!って感じがしないでもないですが…
    清盛と神戸の関係は太政大臣を辞任したこれからが本番。
    今夜もどうぞお見逃し無く!

    Photo & Written by Web担まつい@欽山

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