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【日本の至宝長嶋茂雄氏】
更新 : 2025/6/3 9:27
日本のプロ野球界に燦然と輝く「ミスタープロ野球」、長嶋茂雄終身名誉監督の訃報に接し、日本中が深い悲しみに包まれています。
1936年に千葉県で生まれ、立教大学で輝かしい記録を打ち立てた後、
1958年に読売巨人軍へ入団。
新人王、打点王、本塁打王の二冠に輝き、その後の伝説の幕を開けました。
特に印象深いのは、1959年の初の天覧試合でのサヨナラホームランです。
この一打は、単なる勝利以上の感動を呼び、日本中に長嶋茂雄という存在の大きさを知らしめました。
王貞治さんとの「ON砲」は、巨人軍のV9を支え、日本のプロ野球の黄金時代を築き上げました。
背番号「3」は永久欠番となり、「わが巨人軍は永久に不滅です」という名言と共に、多くのファンの心に刻まれました。
現役引退後も監督として巨人を率い、リーグ優勝や日本一に導くなど、その情熱は尽きることがありませんでした。
2003年にはアテネ五輪の日本代表監督として予選を突破するも、病に倒れ、指揮を断念せざるを得ませんでした。
しかし、その後の懸命なリハビリに励む姿は、私たちに勇気を与えてくれました。
2013年には松井秀喜さんと共に国民栄誉賞を受賞し、2021年の東京五輪では王さん、松井さんと共に聖火ランナーを務める姿は、多くの人々に感動を与えました。同年秋には野球界から初めて文化勲章を受章するなど、その功績は計り知れません。
長嶋茂雄さんは、まさに日本の戦後復興期において、国民に夢と希望を与え、老若男女問わず多くの人々を魅了し続けた稀有な存在でした。
彼のプレー、言葉、そして生き様は、私たち日本人の心に深く刻まれています。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
合掌