城崎温泉から車で南へ１５分。コウノトリの郷「豊岡」は、

大石内蔵助の妻「りく」の生家があった街としても知られます。

今日は、そんな豊岡の銘菓「鹿まんじゅう」をご紹介します。

「鹿まんじゅう」を製造・販売しているのは、一柳堂（いちりゅうどう）さん。

明治創業で、１００年以上の歴史があるお菓子屋さんです。

この鹿饅頭、見た目はいたって地味なお菓子ですが、

１つ１つ完全なる手作り。仕上げの鹿の焼き印も１つずつ手作業です。

柔らかくちょっと粘りのある生地の中には、優しい甘さの白あん。

本当に素直な美味しさで、直径４〜５センチと小ぶりなので、

あっと言う間に、３個ぐらいパクパクいただけちゃいます。

先日お店に買いに行きましたら、「久しぶりに来る孫が好きなもんで」と

嬉しそうに目を細めるおばあちゃまに出会いました。

小さいお子ちゃまから、そのおばあちゃままで、

地元には、たくさんの「鹿まんファン」がいるんですね！

もちろん、ワタクシもそのひとりです（*^_^*）♪

大量生産できませんので、午前中で売り切れてしまって、

「今日はもうないんです」ということも、ケッコウございます。

必ず欲しいという日は、予約をしておかれることをおススメします。

「一柳堂」兵庫県豊岡市元町3-19（電話：0796-22-2473） 不定休



フロント戸田千秋がお伝えしました。
ご一読ありがとうございました。