当館から車で５分、

「ハチゴロウの戸島湿地」と呼ばれるこの巣棟では、

いま、巣立ち間近の子供たちと親鳥が、

仲良く同じ巣で過ごす光景が見られます。

もう、どっちが親鳥かわからいほど大きくなった雛たち。

実は、本日6月9日（木曜日）10時43分、

１羽の雛が初飛行を体験したという目撃情報があります。

この写真は、午後１時ごろだったので、

巣にもどって休憩中だったのかもしれません。

雛たちが大きくなると、巣が小さく見えますね。。。

巣から巣立った雛は「幼鳥」と呼ばれるようになり、

前年に同じ巣で生まれた「お兄さん」や「お姉さん」と

一緒に行動することが多くなるそうです。

豊岡の田園や川畔では、かなり頻繁に、そうしたコウノトリの

お食事風景や水浴び風景が見られるのでございます。

幸せを運んでくれるコウノトリと申しますが、

本当にその通り！

コウノトリを見つけると、

それだけで幸せな気持ちがするものです。

但馬にお越しの際には、ぜひ、

こんなモノトーンの鳥さんたちに、

ご注目くださいませ。



フロント戸田千秋のコウノトリレポートでございました。
ご一読いただきありがとうございました。