こんにちは。
今回は、休暇村南淡路の近くに浮かぶ無人島「大園島(おおぞのじま)」のご紹介です。
鳴門海峡の南側、福良湾の入口にポッカリと浮かんでいます♪
淡路島南インターチェンジ経由で、当館へお車でお越しのお客様は、インターの出口から3〜4分走ったところで、向かって右手に見えてきます。
福良港から出航する「うずしお観潮船」で鳴門海峡に向かう時にも、見ていただけます。
昔は潮が引くと、陸とつながることもあったそうですが、今は渡ることはできません。
この島は、平安時代の末期、一ノ谷(神戸市)で源平の合戦に敗れた平家が、幼い安徳天皇を奉じて屋島(香川県)へ落ちゆく時に、潮の流れが激しい鳴門海峡を越えるための、潮待ちの行在所(あんざいしょ=天皇が外出した時の仮の御所)とされていたそうです。
事実は明らかではありませんが、
おそらく、天皇が長い航行で船酔いをしてしまい、この島で潮止まりになるまで、休憩をとられたのではないか…と、地元の先輩方に聞いたことがあります。
今は「大園島」という名前がついていますが、もしかしたら、「大殿の島」だったのかもしれません(^^)b
この島のほか、福良湾に浮かぶ「煙島」や、休暇村南淡路から車で約20分のところにある「お局塚」など、淡路島には、源平ゆかりのスポットが幾つかあるんです♪
有名な観光スポットを巡る旅もおすすめですが、たまには、歴史に思いを馳せながら旅をしてみるのは、
いかがでしょうか?
レストラン 堀