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    白川郷のお蚕さん 『虫注意』

    更新 : 2015/8/11 7:19

    皆さんこんにちは!サンメンバーズひるがのです。
    今回は白川郷国指定重要文化財に指定されている和田家より、
    元気なお蚕(かいこ)さんをご紹介いたします。

    もしかしたらお蚕さんを知らない方もいるのではないでしょうか?
    と言う私も、存在は知っていても今回初めて実物を見たのですが・・・

    何故?こんな毛の無い蛾の幼虫に「さん」付けで呼ぶのでしょうか?
    うねうね動いているだけではありませんか・・・

    と、お思いでしょう。
    お蚕さんと人間は切っても切り離せぬ密接な関係があるのです。
    お蚕さんは桑の葉をもりもり食べて成長します。
    するとやがて、繭になります。
    その繭を形成するのがシルク(絹)なんです。
    繭になったお蚕さんを釜茹でし、加工を経て絹になり、布生地になり、
    そして高級なシルクの洋服になっていくのです。
    大変ありがたい益虫でありながら、現在ではもう野生に帰ることが出来ない程に
    人間の世話に頼りきった生活をしています。
    人によっては愛玩動物として生育する事もあるようですね。

    また、白川郷や五箇山は昔は戦場であった為もあり、お蚕さんの糞を
    ゴニョゴニョして火薬を作っていたそうです。
    (作成は非常に困難と思いますが一応作り方は伏せさせて頂きます)
    絹を作るという建前でカモフラージュして火薬を作る。
    これも村の歴史としてよく知られています。

    タイトルに一応「虫注意」と表記しましたが、ここまで人間の役に立っていて
    「さん」付けで呼ばれる理由も分ってきたらなんだか可愛く思えてきませんか?
    白川郷では和田家の他、養蚕に関する資料館が今夏から新しく出来ました。
    白川八幡宮すぐ近くにあるそうなので、皆様も是非!行って見て下さいね!

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