宿番号:391254
名栗温泉 大松閣のお知らせ・ブログ
料理を造る手
更新 : 2009/8/30 2:49
鯉を捌いているところを、パシャリさせてもらいました。
しっかりと研ぎ澄まされた包丁で、迷いなくスッと切ります。
身を崩さないように、細胞を破壊しないように、食べやすいように・・・
「切るだけ」の作業に、どれだけの経験と熟練を要するか。
それが、職人の世界です。
「まだまだ勉強中」と、板長始め調理部の皆さん。
本日も遅くまで、仕事の後に、翌月の献立を吟味しておりました。
ちょっとややこしかったり、手間の掛かるリクエストも、憎まれ口を叩きながらも対応してくれる調理部の皆さん。予約時にお客様の要望を聞けるのも、皆が手間隙かけて答えてくれるおかげです♪
「美味しく食べて貰える様に」「満足して帰って頂けるように」。
今日も、文句垂れながら(本気じゃないんですよ?)、励みます。
手間を惜しんだ時は、自分達の矜持が崩れた時。
・・・それはお客様のため、そして自分たちのプライドの為でもあります。
しっかりした料理、要望に出来る限り答える事。
それを上手くリサーチして、事前に伝えるのがフロントスタッフの仕事。
ベストの状態でお客様に提供するのは、接客の仕事。
ちゃんと噛みあって、喜んでいただけるように、今日も張り切って参りまーす♪