宿番号:391254
名栗温泉 大松閣のお知らせ・ブログ
【山の職人】
更新 : 2010/5/13 2:31
山に放置されていた太い杉の廃材を拾ってきました。
中が腐っているため、材木にならずそのまま破棄されていた代物です。
幹は太く、長さは100p程度かな?
重量は200s位です。
これを、どうするかって?
考え中です(笑)!
「中をくり抜いて、花を植える天然の鉢植え」が有力候補。
し、かーし!
今回はこの切り株ではなく、映っているおじさんにスポットです。
おじさんの名は「せい」さん。
山仕事歴ん十年の山の達人(でも花粉症\(◎o◎)/!)。
一人で山から200sの切り株を運んで来れるのは、自作の道具と鍛えられた体ゆえ。
ひとりですよ?一人!
一人で200sを、道具と軽トラを駆使して運んでしまうこのおじさん、一体いくつだと思いますか?
なんと!「72歳」。
山と木の事を知り尽くしているせいさんは、この年でも100s(おねえちゃん2人)位、持ち上げられると豪語するツワモノです。
数年前、山仕事の相棒の久保田さんが高齢の為引退してしまい、今は頼まれると一人で、山の様々な仕事を引き受けています。
その仕事ぶりはまさに職人。先日紹介しました「森のこみち」も、このせいさんが一人で造ってくれたものです。
「これだけの山の技術を持った人は、そうはいない」とは、当館会長の言。
階段脇にあるこの切り株や、森のこみちを歩く時、せいさんの仕事の確かさも、少し感心してあげて下さい。
尚、せいさんは当館のスタッフではなく、定期的に周辺の環境整備を頼んでいるおじさんです。
普段はおりませんが、声を掛けると気楽に答えてくれる人なので、見かけたら
「ご精が出ますね!」と、声を掛けてあげて下さい♪
・・・・「せいさん」だけに「ご精がでます」で〆させていただきます(^^ゞ
・・・・下手なジョークですみません(>_<)