宿番号：391254
都内から近い、山あいの静かな一軒宿。新たにグランピングオープン
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クマガイソウ
更新 : 2012/5/19 5:04
地元の人に頂きました。
絶滅危惧種Ⅱ種とされるクマガイソウです。
当館女将も「初めて見た！」と言っていました。
貴重な種です。
たまたま自分の家の敷地内に自生していたものを、「珍しいから」と、地元のMさんが女将さんに進呈してくれたものです。
ラン科アツモリソウ属に属する植物。
名前の由来は、源氏・平家の「熊谷二郎直実」「平敦盛」より。
膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背負った母衣に見立て、がっしりした方を「クマガイソウ（熊谷時二郎直実）」、優しげな姿の方を「アツモリソウ（平敦盛）」。また、花の色がそれぞれ源氏・平家の旗色の、「白」「赤」に近かった事も相まって、見立てての命名となったそうです。
乱獲や環境の変化で、絶滅危惧種となっている貴重な植物。
今回は折角の頂き物と、有り難く頂き飾っておりますが・・
どうぞハイキング等で見かけられた時は、手折らず成長を見守って下さい。
その名の謂れにすら物語のある、日本の昔からの種です。
