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因幡の白兎伝説ゆかりの地ってどんなところですか?
カテゴリ : 周辺情報更新 : 2014/10/31 7:18
大きな袋を肩に掛け〜、大黒様は来かかると〜♪
の童謡でも有名な因幡の白兎伝説。
古事記によると、稲羽の素兎と書くそうです。
・・・・・「気多(けた)の前」に来たとき、
裸の兎(あかはだのうさぎ)が伏せっていた。
そこに現れた大国主神が「なぜ泣いているの」と聞いた。
菟は「私は隠岐の島からこの地に渡ろうと思ったが、
渡る手段がありませんでした。
そこで、ワニザメを欺いて、『私とあなたたち一族とを比べて、
どちらが同族が多いか数えよう。できるだけ同族を集めてきて、
この島から気多の前まで並んでおくれ。
私がその上を踏んで走りながら数えて渡ろう』と
誘いました。すると、欺かれてワニザメは列をなし、
私はその上を踏んで数えるふりをしながら渡ってきて、
今にも地に下りようとしたときに、私は『お前たちは欺されたのさ』
と言いました。すると最後のワニザメは、たちまち私を捕えて
すっかり毛を剥いでしまいました。それを泣き憂いていたところ、
先に行った八十神たちが『海で塩水を浴びて、風に当たって伏していなさい』
と教えたので、そうしたところ、この身はたちまち傷ついてしまったのです」
といった。
そこで、大国主神が兎に「今すぐ水門へ行き、真水で体を洗い、
その水門の蒲(がま)の穂をとって敷き散らして、
その上を転がって花粉をつければ、
膚はもとのように戻り、必ず癒えるだろう」と教えたので、
そうすると、その体は回復した。
・・・・・この因幡の白兎伝説ゆかりの地、近くの白兎神社には、
赤裸の白兎が身体を洗ったとし、
いかなる天候でも水の増減がないといわれ
「不増不減の池」とも呼ばれている池があります。
大国主命がウサギに施したのは日本初の医療という説もあり、
白兎神社は皮膚病や火傷にご利益があるとされています。
この白ウサギ伝説に登場するワニは、
サメであるとする説があるのは結構有名なお話。
稲羽は因幡ではないというお話もあるそうで、
様々なミステリーとご利益に満ちた白兎伝説ゆかりの白兎神社。
是非一度、お越しになり神話の世界に耳を澄ませてみて下さい。
【白兎神社への】アクセス
〜 お車 〜約30分
JR鳥取駅⇒国道9号を西方面へ 国道9号線沿い道の駅近く
〜 バス 〜約40分
鳥取バスターミナルより日の丸バス鹿野線「白兎神社前」下車