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松本浅間温泉 ホテル玉之湯のお知らせ・ブログ
戸隠古道歩き 硯石 すずりいし
更新 : 2011/7/15 20:23
硯石(すずりいし)
女賊おまんの伝説が伝えられている硯の形をした大きな自然石。小鳥ケ池と鏡池を結ぶ遊歩道の中間地点にあります。平安の昔、朝廷の命令で鬼女紅葉を討つべく戸隠に入った平維茂軍が、北向き観音から授かった「降魔の剣」で荒倉山の紅葉を倒した。紅葉一番の手下、女賊のおまんは35人力の怪力を持って寄せ来る敵をなぎ倒し、硯石のところまで逃げ、石にたまっていた雨水で血みどろの体を洗った。硯石の水鏡に己の顔を映したおまんは、そこに鬼の風貌を見た。そして、罪の重さを悟ったという。以後、おまんは剃髪し尼僧となり、亡き人々の菩提を弔ったという。
この日も石の上には雨水が溜まっていました。血みどろの身体を洗うにはちょっと少ないですが・・・
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