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臼田宇宙空間観測所 日本一のパラボラアンテナ
更新 : 2011/8/10 6:17
臼田宇宙空間観測所
ここには、直径64mの日本一どころか東洋一のパラボナアンテナがあるのだ!
一緒に写っているバスと比較するとその大きさがおわかりいただけると思います。
臼田宇宙空間観測所(うすだうちゅうくうかんかんそくじょ)とは長野県佐久市臼田(旧臼田町)に、ハレー彗星観測用惑星探査機『さきがけ』・『すいせい』やその後の火星探査機『のぞみ』、小惑星探査機『はやぶさ』等の惑星探査機との通信用観測所として設置された宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究本部(ISAS(旧文部省宇宙科学研究所))の施設のこと。宇宙基幹システム本部が運用を行っている。
太陽系内にて観測を行っている深宇宙探査機に向けての動作指令送信や、探査機からの観測データの送受信を行えるよう、東洋一の大きさを誇る64mパラボラアンテナを持つ。観測員は常時待機しておらず、宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部との専用線ネットワークにて運用が行われている。
なお、最近は老朽化と能力不足が指摘されており、24時間連続通信[1]を目指し、チリ局の建設と並んで同じ敷地内での代替設備の建設か別ロケーションの新規施設の建設が検討され始めている。
地元では、このパラボラアンテナやJAXA施設への愛着も大きく、同一敷地の拡大による敷地内代替設備の建設が希望されており、今後の検討課題とも重なっている。
長野県佐久市臼田を設営地としたのは、周囲が山に囲まれ電波雑音レベルが低い点と、当時計画中であった北陸新幹線(長野新幹線)や上信越自動車道、建設中の中部横断自動車道などのジャンクションがあり、交通の便が良い点からである。
臼田宇宙空間観測所周辺は十石峠に近く、山菜の宝庫でもある。
見学は昼間随時可能であり、パラボラアンテナ周辺の散策と敷地の広さを利用した太陽系モデルの展示、JAXAの資料が展示されている展示室などがある。また、見学者には無料で臼田宇宙空間観測所のパラボラアンテナを描いたJAXA UDSC 64m(裏面には臼田宇宙空間観測所 東洋一 64m)と記載されたキーホルダが、1名に1つずつ渡される。
また、広い敷地を利用して、アンテナから20m程の場所を基点に太陽系縮尺モデルを展示しており、実際の太陽と惑星の距離感とサイズ感を実感できるよう工夫されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
信州の山奥で見た科学の最先端でした。
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