３月１１日に発生した東日本大震災に見舞われた南三陸町のホテル観洋さんの協力のもと、少しではありますが南三陸の海産物を販売しておりました。

当館の女将の妹、青木とよ子は松本市議会議員でございまして、震災後、南三陸町へ現地視察へ２度出かけております。１１月下旬の２度目の視察の際に撮影した画像をパネルにして展示をいたしました。

被災直後は報道にても頻繁に紹介されていた被災地の状況ですが、半年以上経過した今ではなかなか現状を知ることができません。画像で見た南三陸の町は、瓦礫の撤去は進んだものの、いまだに多くの人たちが生活するための体をなしていません。

素人の撮影した画像ではありますが、被災地の現状をご覧いただき知っていただくとともに、微力ではありますが復興の助けとして被災地の物産を購入することと、宿泊先としてホテル観洋さんをご紹介する場としております。

玉之湯一階の『つけもの喫茶お茶処』にて、画像の掲示をしております。ぜひ、ご覧いただきまして被災地の現状を知っていただきまして、「何か協力できることはないか」とお考えいただけましたらと思います。

また、ホテル観洋さんの阿部恵子女将の手記も配布しております。被災当時の状況と現在の不安などが語られておりまして、お読みいただきますと現地の生の声がよくわかります。