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松本浅間温泉 ホテル玉之湯のお知らせ・ブログ
善光寺の静けさと御開帳のこころを、そっと未来へ
更新 : 2025/5/16 6:02
長野の信仰と歴史を象徴する場所――善光寺本堂。
江戸時代から変わらぬ姿で佇む木造の本堂は、時を超えて多くの人々の祈りを受け入れてきました。参道を歩く足音までも吸い込むような静けさに包まれると、まるで心が洗われるような感覚になります。
そんな善光寺で、七年に一度だけ執り行われる「御開帳(ごかいちょう)」は、特別な意味を持つ行事です。ふだんは拝むことのできないご本尊と、人々の心をつなぐ「回向柱(えこうばしら)」が設けられ、そこに手を触れた瞬間、言葉では言い尽くせない安心感と静かな感動が胸に広がります。
厳かな儀式、美しい建築、そしてそこに流れるやわらかな時間――
それらは、決して過去のものではなく、私たちの暮らしの一部として今も息づいています。
祈りを捧げるこころ、静けさの中にある豊かさ。
そんな善光寺の風景を、これからも大切に守り、次の世代へと伝えていきたいと、心から願います。
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