松本のまち歩きで外せない場所といえば、やっぱり「中町通り」ではないでしょうか。

白壁の蔵造りが連なるこの通りは、松本ならではの情緒が感じられる美しいエリア。昼間は観光客でにぎわいますが、日が落ちると一転、静かでしっとりとした空気に包まれます。柔らかな灯りに照らされる街並みは、まるで時間がゆっくりと流れているかのよう。歩くだけで心がほどけていく、そんな気持ちになります。

この美しい景観は、地域の方々が大切に守り続けてきたもの。歴史ある建物を活かしたまちづくりは、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」にも通じています。観光地でありながら、地元の暮らしに根差したあたたかさが感じられるのも、中町通りの魅力のひとつです。

ホテル玉之湯にお越しの際は、ぜひ夜の中町通りを散策してみてください。昼間のにぎやかさとは違った、しっとりとした松本の顔に出会えます。歩きながら、古き良き街並みの中に息づく「やさしい時間」を感じていただけたら嬉しいです。