ホテル・ザ・ビー神戸「宿ブログ」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
当ホテルの周辺はまさに繁華街、特に週末は大勢の人でにぎわっています。
夜遅くになっても町は明るく、お酒を飲んで、「さあもう一軒行きましょうか」なんて会話もよく耳にします。
そんな中歩いていると、遠くの方に迫力のある鳥居が・・。
「生田神社」の鳥居です。
両サイドは居酒屋やカラオケなどが入る大きなビルに挟まれ、様々な音楽や行き交う人の声が聞こえる中、
いきなり鳥居が見えるとなんとも言えないミスマッチ感が・・、
でもこれはこれでなんかいいな、と思わせてくれます。
御存知の方もいらっしゃるかと思いますが、東京に、もんじゃで有名な「月島」という地域があります。
月島という町は個人的に大好きで、(もんじゃよりもお好み焼き派ですが・・)
もんじゃの店が立ち並ぶ商店街は昔ながらの下町感があり、笑顔でおばちゃんが迎えてくれて、
中でちびちびともんじゃを食べていると、ちょっとタイムスリップしたような感じでした。
しかし、一歩店を出て空を見上げると、神戸にはないような近代的でまだ新しい超高層マンションに囲まれており、
それがなんか不思議で、都会と下町が融合しているような感じが好きだったことを覚えています。
話はそれましたが、生田神社も、一歩足を踏み入れてみると、さっきまでいた世界とは真逆すぎて、妙に静かになったような感覚を覚えます。
先日行った際は、夜で閉門していたにも関わらず、女性の方が、遠くの本殿に向かって、手を合わせて一礼しておりました。
一般的には縁結びで知られる生田神社ですが、神社北側には、源平合戦の舞台になった「生田の森」があり、市民の憩いの場となっています。
もちろん季節ごとに様々な行事が行われており、当ホテルからも徒歩2分です。
また、「神戸」という地名の由来も、生田神社が関係していたり、ある理由で構内には松の木が1本もないなど、新しい発見が様々あります。
現在、三ノ宮駅周辺は再開発工事が進められており、未来の神戸がどうなるのかとても楽しみです。
そんな中、1800年の歴史がある「都会のオアシス」生田神社へぜひ足を運んでみてはいかかでしょうか。