皆さまこんにちは！
舞子天文学部のゆうです。

星をよく見るためには条件がいくつかありますが、そのひとつが「シーイング」です。
大気の状態による星のぼやけや揺らぎ具合のことを言います。
星空観察を行う際はできるだけ良いシーイングを確保するのが重要です。

舞子高原ホテルのある南魚沼は山々に囲まれた、いわゆる田舎です。
工場からの煙や交通機関の排気ガス、空気中のチリなどが少なく
星を見るためには絶好の条件が揃っています。


〜閑話休題〜

今年の7月17日〜8月25日頃にかけて、ペルセウス座流星群を見ることができます。
特に極大日である8月12日頃は1時間に数十個程度、ペルセウス座の方角から
放射状に流れる光を見ることができます。
やはりシーイング次第ではそれほどたくさん見ることは難しかったりもしますが･･･。
運が良ければ、夜空を横断するほどの火球が見えるかもしれません！

流れ星･･･とは言いますが、その正体は実は宇宙に漂っているダストです。
過去の彗星の通り道に残されている氷の粒がその主だと謂われています。
ただの宇宙のチリ、されど幻想的な流れ星です。
珍しい天体現象を噛みしめながら願いを唱えてみてはいかがでしょうか？