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阿蘇山と南外輪山に囲まれた南阿蘇村の白水地区では、いたる所から水が湧き出ている。村の南縁を北西へ流れ、遠く「有明海」を目指す白川。その源流が吉見神社境内にあり、全湧水中最大規模の白川水源。湧水量は、毎分およそ60トンで、水温は年間を通じて14度。透明度が高いため、大量の水が池底の砂を舞い上がらせて湧出しているのを見ることができる。飲み心地の柔らかい水は、お茶の味を最大限に引き出すといわれ、平日でも九州各県から多数の人々が集まり、水を汲んでいく。地酒やボトル詰めのミネラルウォーターの原水としても使われ、地場産業の発展にも役立っている。日本名水百選にも選定された名水。入場の際、環境保全協力金として100円を徴収。
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