唐津街道宿場町の「赤馬館」にて本格和装体験＋お抹茶体験のプラン詳細

唐津街道宿場町の「赤馬館」にて本格和装体験＋お抹茶体験

唐津街道の宿場町として当時の古民家や酒蔵が残る街並みで和装しませんか？
「街道の駅 赤馬館」では時代物の侍・三度笠・鳥追いなど幅広い種類の中から自分の好きな着物を選んでいただけます。お好きな着物を風情残る建物の前で撮影してみてはいかがでしょうか。

また、着付け体験だけではなく、赤馬館から徒歩数分の場所に江戸後期に建てられた、間口が狭く、奥に長いうなぎの寝床と呼ばれるつくりの古民家「萩尾邸」にて、抹茶体験が出来ます。萩尾邸では普段から茶道教室も開かれていて、手入れの行き届いた中庭を見ながら抹茶を嗜むことが出来ます。

和装をして、その時代にタイムスリップしたような体験をお楽しみください。

着付け体験は10時から16時まで長い時間行えます。赤間宿の体験や散策のみならず、宗像大社や鎮国寺などの寺社仏閣への参拝や、気に入ったお店でのお食事を楽しまれてからの着物返却が十分可能です。着物でぜひ歴史ある宗像を一日体感して楽しんでください。

お友達、ご家族、そしてお一人からでのご利用も承っております。様々な場所での撮影や思い出づくりにどうぞ。

■プラン内容
・和装本格着付け体験（着物、小物、履物すべて貸し出し）
・簡単ヘアセット
・萩尾邸にて抹茶体験
・着物のアクシデントに対応したあんしんプラン付き
（一週間前までに要予約）


世界遺産・沖ノ島での国家祭祀の歴史は4世紀頃からと言われています。その後、朝鮮半島との貿易に強かった宗像一族は、娘の「尼子娘（アマコノイラツメ）」が天武天皇の第一妃として嫁ぎ、宗像一族はこの地域で一層、力を付けていきました。

そして、天皇家の由来はさらに紀元前にさかのぼり、この赤馬館の名にある「赤馬」の由来にも繋がります。神武天皇が日向の国より東征する道中、この地に訪れた際に神武天皇の先祖神が武人の装いで赤い馬に跨り、皇軍の前に現れて道案内をした、と言われています。そこからこの地が「赤馬（のちに赤間となる）」の由来になりました。

その後、この地域は七浦三里と呼ばれる周辺地域から人々が買い物に訪れたり、唐津街道を旅する人々が休む、宿場町となり栄えました。安土桃山時代には豊臣秀吉も往来し、江戸時代には幕末の志士たちが集いました。この地域で育った早川勇は、西郷隆盛と高杉晋作の会談、赤間宿にも訪れた五卿の西遷などの実現に、大きく関わっています。

紀元前からの深い歴史のあるこの宗像、赤間宿に訪れて、その時代の着物を羽織り、日本人のルーツや維新に想いを馳せるのも楽しみ方の一つになるかもしれません。