宿番号:376966
料理旅館 植東のクチコミ・評価
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部屋 | - | 風呂 | - | 料理(朝食) | - | |||
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料理(夕食) | - | 接客・サービス | - | 清潔感 | - |
投稿日:2025/2/3
老舗である。外観からして老舗である。古いとか言っては失礼にあたる。中のオペレーションは、ほぼお婆さんの3人で対応している。調理場のみ男性が一人いるようだ。
岐阜市梅林公園の直ぐ裏にあり、梅が咲く頃は、景色と香りを楽しめただろう。
温泉宿ではないので、チェックイン後広いお風呂にのんびりと浸かり、夕食までの時間を潰す。
さて、夕食である。派手な所はないが、生真面目に取り組んだ料理が美味しい。スターターの梅酒は、梅林公園で採れた梅を漬けたもの。茶碗蒸しの銀杏は生銀杏を調理したもの、豆腐の味噌田楽は、表と裏に赤味噌と白味噌が別々に塗られている。下になった面に塗られた味噌で最初の味が決まり、それを二口ほど噛むと赤白混じった味噌味となる。ブリの照り焼きに添えられた大根の飾り切り、刺し身に添えられた大根の飾り切り。それぞれ違う趣向が凝らされて素晴らしい。
日本酒は、逆にあっさりめのもの。料理主体ということか。最後のご飯も美味しかったが、満腹で完食出来なかった。
ただ、甘い物(デザート)は別腹、食べちゃいました。食べちゃったくせに文句を言うのも何だが、チーズケーキは合わない気がする。和菓子で攻めて欲しかったな。(小ざくらや一清のをとは言わんが。)
朝食の品目は至って普通。ただどれもまっとうで美味しい。梅干しも梅林公園で採れたものを使っているとのこと。所謂保存食としての塩分濃度ではなく、料理として美味しい塩梅である。勿論蜂蜜とか旨味調味料とかは入っていないようだ。仲居さんに訊くと色々試行錯誤されているようだ。完熟梅だからいいとは言えないとポロリと言っていた。
難を言えば、鍋が湯豆腐ではなく豆腐鍋であったこと。当然ながら汁に味が付いているので、食後に喉が乾く。これは和朝食につきものの事案ではある。湯豆腐であれば、最後に豆腐と汁だけ食べれば喉の乾きも酷くならない。
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