ゆりさんの北海道の旅行記
日本のてっぺん!稚内のおすすめ散策スポット
- 1日目2015年3月16日(月)
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ローマ遺跡のように太い支柱が並んだ半アーチ形の「稚内港北防波堤ドーム」は1936年、旧稚内港に完成しました。当時ここから樺太航路が発着しており、船を利用する人や物資が波に当たることなく乗船できるようにドームが建てられました。1945年、航路は廃止となりましたが、現在も波よけの役割を果たしているほか、夏から秋にかけて様々なイベントが開催されます。
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戦後、稚内は底曳網漁の前線基地として、日本全国から多くの人が集まり賑わいました。町が市へと発展をとげた1950年、底引船の親方で全国的にも活躍した、瀬戸常蔵の邸宅として「旧瀬戸邸」が建てられました。邸内は無料で一般開放されており、瀬戸家の生活の様子や稚内の漁業の歴史について知ることができます。登録有形文化財として平成25年春にも登録予定となっていて、稚内の新たな観光スポットとして注目を浴びています。
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「ノシャップ岬」は、日本海に浮かぶ利尻島や礼文島を眼前で一望できる、稚内の西北端にある岬です。夕日の景勝地として有名で、地平線に沈む夕日と利尻富士のコラボレーションは感動的な情景を作り出します。周辺には日本の灯台50選に選ばれた稚内灯台や、ノシャップ寒流水族館があり、北の海に生きる魚やアザラシのショーを見ることができます。
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市街地に隣接する丘の上に「稚内公園」があります。園内には映画「南極物語」で有名なタロとジロの記念碑や、旧樺太で亡くなった人びとの慰霊碑があります。丘の頂上に向かえば稚内開拓百年記念塔があります。稚内の歴史が学べる貴重な資料を展示した北方記念館や、展望室からは広大な宗谷海峡やサロベツ原野、天気が良い日にはサハリンを望むこともできるスポットです。
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底曳網漁で栄えた第一副港に建てられた複合施設「稚内副港市場」は、地元の新鮮な特産品を取り揃えた販売店や、港が一望できる日帰り天然温泉、ロシア料理などを堪能できる屋台村があります。またここでは、年間を通して様々なイベントが開催され、毎年冬になるとロシア人グループによる異国情緒溢れるロシア民謡と民族舞踊のロングラン公演が行われ人々を楽しませています。
日本のてっぺん!稚内のおすすめ散策スポット
1日目の旅ルート
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