やんまあさんの奈良県の旅行記
◆奈良:飛鳥@・橿原@◆明日香レンタサイクルでブラリ旅と橿原周辺
- 1日目2010年3月21日(日)
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参道から階段を登り、左右に分かれて登りの階段がある。そこに力石があり、男性は左手、女性は右手のみで持ち上げると願いが叶うとか。コツは周りの柵を利用して持ち上げる。
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◆祭神:事代主神、高皇産靈神、飛鳥神奈備三日女神、大物主神◆当社地を、天照大神の旧地、大和笠縫邑こと「元伊勢」としていた時期もある。なお、毎年2月第1日曜日に行われる奇祭おんだ祭は有名で、五穀豊穣と子宝を願う。 境内には写真のような石が多く安置されている。
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今は小さいですが、その昔は大寺で日本書紀の法興寺であり、のちの元興寺と呼ばれる最古の大寺院である。ここが廃れていったのは蘇我氏の氏寺だったからだろうか。
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この寺は堂内の写真もOKです。写真は有名仏師「止利仏師」作、日本最古の仏像である「釈迦如来坐像」が安置されている。一般的には「飛鳥大仏」で名が通っているかと。残念なことは寺の火災などでほとんどの部分を修復していることだが、アルカイックスマイルは健在!!
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明日香の旅は駐車場もありますが、レンタサイクルで周るのをお奨めします。交通量も多くないため、春・秋は気持ちの良い旅になるはずです。ということで、ここでレンタルしました。
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吉備姫王墓は天皇陵のすぐ隣の小さな森で、池の傍にある 「 案内猿 」 に従って左の小道を通り森を回りこむと、鉄柵のはまった鳥居があります。目当ての猿石はこの鳥居のむこうにあります。
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飛鳥には、いつ、誰が、何のために造られたのかわからない謎の石造物が数多くあります。江戸時代に欽明天皇陵の南の田んぼから掘り出され、4体は現在の吉備姫王墓に、もう1体は高取城跡へ運ばれました。
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自転車で気持ちよくサイクリング!!すると見過ごすので注意。古墳が崩れたもので、飛鳥資料館に構造説明図がある。伝説では鬼が人々を捕えて料理し、そこで用を足したといわれる。
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天武天皇は、天智天皇の弟で中央集権国家の形成を推し進めた。壬申の乱に勝利し皇位に就いたが、686年に病により崩御した。持統天皇は天武天皇の皇后であり天智天皇の娘である。天武天皇とともに中央集権国家の確立に尽力した。天武帝亡き後即位し藤原京の造営を行っている。盗掘された際の実検記である『阿不幾及山陵記』に記された記事と、『日本書紀』『続日本紀』などの記述が一致したため、天武・持統合葬陵であると確定した。
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謎の巨石です。亀よりもカエルに見えたり、グソクムシに見えたり。見過ごしてしまうので注意してください。写真スポットなので、誰かがいるかと思いますが。
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無料の展示館です。飛鳥のことが一通り勉強できるような遺跡の展示で、ある程度、知識を入れた方が楽しめるはずです。
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川原寺は現在の大安寺、飛鳥寺とともに飛鳥三大寺であった。天智天皇などともゆかりがあり、藤原京の遷移と室町時代の落雷で焼亡したらしい。また、桓武天皇の皇子が謀反の疑いで幽閉され、自害したところでもある。
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聖徳太子誕生の地と言われている。本堂横には「二面石」があり、これは本堂左右に狛犬のような位置づけで二面の顔が刻まれている。顔は人間のココロの善悪を示しているらしい。写真は観音堂の「六臂如意輪観音」が安置され、本堂は聖徳太子像が安置されている。
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飛鳥板蓋宮とは皇極天皇と斉明天皇の皇居。小墾田宮から新しく造営されたこの宮へ移った。当時の宮が茅葺・桧皮葺であったのに対して、板蓋であったため、この名がついたらしい。飛鳥板蓋宮は、「大化の改新」の幕開けとなる蘇我臣入鹿の中大兄皇子等による暗殺の舞台となったところ。ここには複数の宮殿遺構が重なっており、現在復元されている石敷広場や大井戸跡は上層の飛鳥浄御原宮のもの。
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飛鳥歴史公園内高松塚周辺地区の東に位置する古墳。石室の壁画に飛鳥美人たちが描かれており、飛鳥歴史公園館から丘陵を上ってくると、約10分ほどで高松塚古墳の裏側に出る。
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壁画の検出当時の模写・復元模写、棺を納めていた石槨の原寸模型、副葬されていた太刀飾金具、木棺金具、海獣葡萄鏡などのレプリカを展示している。ここは有名どころで人が多く、展示スペースは狭めなのでじっくり観たい方は、時間に注意。
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高松塚古墳から5分ほどのところにあります。文武天皇陵への途中は,飛鳥らしいのどかな風景が広がり棚田も見ることができます。
- 2日目2010年3月22日(月)
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飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社に向かうと和歌山の花窟神社、三重県伊勢市の二見輿玉神社と同じように注連縄を模した長いロープが現れました。
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中央に男性を示すものがあります。二見輿玉神社も男と女を示す岩だったはずなので、近くに女性を示すものがあるかと思い散策しました。見つからない・・。
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綱掛祭:男綱を飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社の川下に、女綱を加夜奈留美命神社の川下に掛ける。この祭りはイザナギを祭る三重県熊野市の花窟神社の「おつなかけ」が伝播したらしい。
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飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社
◆住所:奈良県高市郡明日香村大字稲淵字宮山698 ◆読みは「あすかのかわかみにますうすたきひめのみことじんじゃ」で、石舞台から南の道路から急な階段を上ると境内に着く。急な階段で、妻は躊躇気味。気にせず登ります。
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飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社
◆御祭神:宇須多伎比売命、神功皇后、応神天皇◆宇須多伎比売命は大国主命のお妃様として知られています◆本殿はなく、御神体は後方の山で、三輪の大神同様に山岳信仰の形態。◆日本一長い名前の神社であり、日本で一番古い雨乞い伝説が残る。◆映画『朱花の月』のロケ地だそうです。
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如意輪観音座像@重文は最古の如意輪観音としても重要視されており、塑像としては日本最大の仏様。如意輪は六臂(手が6本)が多いが、ここは二臂で、二臂の如意輪は滋賀県の石山寺、奈良県斑鳩の中宮寺ぐらいしか見たことがない。ちなみにここの如意輪はほんわかする風貌である・・。
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岡寺は本堂正面は高台になっており、入口方面に三重塔がある。三重宝塔はもともと、旧境内地(現治田神社境内)に建っていたが、1472年の台風により倒壊した。その後、長い年月再建されることはなかったが、昭和末期に約500年ぶりに再建されたのが現在の塔らしい。
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蘇我馬子のお墓とも言われている。奈良を代表する観光スポットの1つではないでしょうか?明日香に来ると必ず寄っています。ここに来たらどうやって作ったのか、不思議な気持ちになります。
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飛鳥坐神社の南にある。祭祀の場ではないかと思われ飛鳥坐神社の酒殿跡とする説がある。当地の北にある天神山と称する丘は「ミノヤブ」と呼ばれ飛鳥坐神社の御旅所とする資料もあるらしい。
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楼門を通ります。ここまで長い参道を歩きましたが、中も広いです。警察のかたがお通りです。時間が遅めなので、人が少なくてよいです。
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明治にできただけあって、広くて、整頓されており、無駄がない綺麗さです。ここは初代天皇の神武天皇を祭ります。
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橿原神宮を南に行くと小さな踏切があり、裏参道から入れます。瓦に願いを書いて、叩き割り願いを叶えるアトラクションがあります。諸説はあるが、大和政権の軍事担当であった、久米部の氏寺として創設された説が正しいかと思います・
◆奈良:飛鳥@・橿原@◆明日香レンタサイクルでブラリ旅と橿原周辺
1日目の旅ルート
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