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やんまあさんの奈良県の旅行記

◆奈良市内@◆東大寺すべてをブラリ

  • 夫婦
  • 2人
  • 芸術・文化
  • 史跡・歴史

◆興福寺が古さを誇るならば、東大寺はその大きさと南北、東西を1km内に点在する寺数と言えるかもしれない。1日で周れないわけでもないがゆっくり見ることをお奨めする。一日で見る方法を試してみた。なお、1泊2日で1日目は「興福寺」&「春日大社」の藤原氏の足跡を追い、終日、巡るのがよいかもしれない。

神社ツウ やんまあさん 男性 / 40代

1日目2012年10月5日(金)

氷室神社(奈良県奈良市)

奈良市

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天然の氷を夏が来るまで保管するために氷室の神様を祭る。昔は春日山にあり、天皇に献上していたらしい。今はひっそりとし、正面に奈良国立博物館があることからも、駐車場の目印になった感がある・・。

東大寺南大門

奈良市

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まずは朝一に修学旅行&観光客が来る前に行かなければいけません!?正面から離れたところから見てみると圧巻の大きさで、中の門を見上げると、下層がなく上層の屋根まで見える。ということは必然的に、この門には2階はないので宝冠釈迦如来&十大弟子はいないということになり、残念な気分だが、この門の注目はやはり「運慶・快慶」作の金剛力士像だろう。この金剛力士像は有名だが、普通、門外を睨みを利かせるのに内側を向いているのが面白い。東に口を閉じた吽形、西に阿形となり、法隆寺中門とは逆である。このメッセージは何なのだろうか?藤原氏の思惑に気づいた天皇の自身の戒めか?

会津八一歌碑(東大寺南大門左手)

奈良市

「会津八一歌碑(東大寺南大門左手)」を   >

唐招提寺にもある「会津八一歌碑」。東大寺南大門をくぐって、大仏殿に行くまでの左側に石碑があります。「おほらかに もろ手のゆびを ひらかれて おほきほとけは あまたらしたり」と詠まれていました。

東大寺

奈良市

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大きいが横幅は狭い感じて、ちょっと不細工な感じがする。ひとまず、金堂に向かって進むが、注目は「金銅八角燈籠」で浮彫の工芸は天平時代のものなので、通り過ぎず見るべきスポット!!

東大寺金堂(大仏殿)

奈良市

「東大寺金堂(大仏殿)」を   >

奈良の大仏様こと盧舎那仏は日本一でかい!!というのは昔の話で、平成5年に茨城県の牛久阿弥陀大仏が最大らしい。それはさておき、この盧舎那仏は圧巻の大きさで、その昔、四角に運慶&快慶の巨大四天王が配される計画が書かれた設計書(古文書)が見つかったとか。京都の木津川市の海住山寺の四天王が色彩が残り、造りが慶派っぽく、一部の識者より東大寺金堂に安置する予定だった四天王のモック(ミニチュア)という噂があります。

東大寺鐘楼

奈良市

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ここの梵鐘は「奈良太郎」と言われ、京都市宇治市の平等院、滋賀県大津市の園城寺(三井寺)と日本三名鐘と言われている。勢いの東大寺、形の平等院、声の園城寺という。

東大寺二月堂

奈良市

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本尊は大観音、小観音と呼ばれる2体の十一面観音像で、どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏。奈良の早春の風物詩である「お水取り」の行事が行われ、ニュースでも取り上げられるので知っているのでは?なお、このお水は福井県小浜市の某寺・神社のお祭りで送られることになっている。地下で繋がっているらしい!?興味がある方はどうぞ『◆福井A:若狭◆快慶の仏像から若狭の秘仏を巡る-京都:舞鶴〜福井:小浜,若狭-(http://www.jalan.net/travel-journal/000035834/)』の2日目参照で。神仏習合が色濃く残ります。

東大寺法華堂(三月堂)

奈良市

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東大寺前身である金鐘寺の堂と言われ、一般的には『三月堂』という呼び名の方が有名か?天平佛が見て取れる!!安置されているのは、本尊不空羂索観音菩薩、梵天、帝釈天、金剛力士(阿吽)、四天王、執金剛紳(秘仏)です。オペラグラスとペンライト必須です。東大寺ミュージアムで観たことがある方もあるかもしれないが、やっぱりここがしっくり来ます。

東大寺戒壇堂

奈良市

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この先に日本一の有名な四天王が安置されています。堂内は暗く、ペンライトも禁止のため、目を凝らしてみるしかないですが、この暗さは次第に慣れてきますのでじっくり見てください!!こんなによい仏像があるのに、人が少ないのは不思議・・・。

手向山八幡宮

奈良市

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東大寺山内の東の行き止まりで鎮守社の役割をしていると思われる。宇佐八幡宮から勧請している。本殿には快慶作の仏像が安置されていた。

東大寺転害門

奈良市

「東大寺転害門」を   >

境内西北、正倉院の西側にある八脚門。2回の大火にも焼け残った代物で国宝である。10月5日の転害会では、東大寺『勧進所』の「八幡殿」と「阿弥陀堂」にて、「僧形八幡神坐像@国宝&快慶作」や、アフロ仏像で有名な「五劫思惟阿弥陀如来坐像@重文」 が公開される。

五劫院

奈良市

「五劫院」を   >

夏に公開される!!通称「仏像アフロ」こと「五劫思惟阿弥陀仏坐像」。人々が幸せになるにはどうすればよいのか?を考え続けた結果、髪は伸び切りアフロになったとか・・。あべのハルカスの美術館で仏像アフロが数体勢ぞろいしたいたときは、みんな見入っていたんですけど、来る人は少ない・・・。公開時以外でも事前予約で見ることができます。ちなみに、石仏「見返り地蔵(別名:朝日地蔵)」がいます。見返り系と言えば「永観遅し」で有名な、京都・永観堂の「見返り阿弥陀」ですね。

◆奈良市内@◆東大寺すべてをブラリ

1日目の旅ルート

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