れおんさんの栃木県〜埼玉県の旅行記
1泊2日 栃木県 素敵な奥日光 森のホテルで雪見露天風呂
- 夫婦
- 2人
- 温泉
- 史跡・歴史
- 自然
- グルメ
- イベント・祭り
- その他
栃木県はよく旅行し日光にも何度か来ていますが、奥日光は未踏の地。どうせ行くなら雪見露天を楽しもう!ということで、極寒の日光湯元温泉への旅行を計画。そこで以前からずっと利用したかった宿をチョイスしたのですが、ここが予想以上に素晴らしく大感動! しかも、現地では雪まつりが開催されていたり、宿で素敵なイベントがあったりと、氷点下の寒さも吹き飛ぶくらい心も身体も温まりました。 最近すっかり定番になってきた妻と2人だけの夫婦旅行。長い旅行記ですが、どうぞ最後までお付き合いください。 《総走行距離:460.0km》
グルメツウ れおんさん 男性 / 50代
- 4502views
- 18参考になった!
- 2コメント
- 1日目2018年2月11日(日)
-
07:00-08:00
この日はいつもより格段に遅い、朝6時に自宅を出発(充分早いわ!)。東北道を北上し、まずは《羽生パーキングエリア 下り線》で1回目の休憩。まだ朝7時過ぎでしたが、店内は朝食や買い物をする人で混雑しています。 こちらの売店で、横浜にある老舗の海苔屋「蔦金商店」の味付け海苔を購入しました(なんで海苔??)。
-
08:00-09:00
東北道から途中で日光宇都宮道路へ入り、8時半頃には《日光口パーキングエリア》に到着。路面には積もってませんが、周囲はかなり雪が積もっています。 それに寒い!この寒さは間違いなく氷点下!用を足し震える手でフリフリしたら(なにを?)、速やかに出発です。
-
09:00-10:00
日光宇都宮道路終点の清滝ICを下り、国道120号線を西へ向かい中禅寺湖へ行くと見せかけて、フェイントをかけ途中で南下。横でずっと眠りこけている妻を見て、 僕「俺はいったい誰にフェイントかけてんだ?」 と自問自答しながらも、開園時刻の9時ちょうどに《足尾銅山観光》に着きました。
-
09:00-10:00
入坑料を支払い待合室へ。お出迎えしてくれるのは、真剣なまなざしで採鉱のポーズをとる坑夫たち。ここでしばしトロッコ電車の出発を待ちます。 足尾銅山と言えば、昔に社会で勉強した公害問題(田中正造の話)が思い浮かばれますが、ここではその話はおいといて、純粋に銅山観光を楽しむための施設です。
-
09:00-10:00
9:15にトロッコ電車が出発。乗客は僕たちだけの貸切です。 途中で先頭の機関車を切り離した後、いよいよ坑道内へ突入!
-
09:00-10:00
坑道へ入ると、すぐに停車場へ到着。トロッコ電車を下車した後、そのまま歩いて真っ直ぐ進むのかと思いきや、なぜか行き止まり。 妻と二人で「??」でしたが、線路を少し戻ったところに先へ進む坑道がありました。
-
09:00-10:00
坑道内では当時の採鉱シーンをたくさんの人形を使って再現していますが、これがなかなかのホラー。暗がりに突然現われ、ぼんやりとした光の中に浮かび上がる妖しい目をした漢たち。 妻「なんかちょっと怖い・・・」
-
09:00-10:00
江戸、明治大正、昭和、と時代が進むにつれ採鉱方法も進化。 江戸時代は手掘だった採鉱が、明治大正になると削岩機、昭和になるとダイナマイトを使うようになり、それに合わせて採鉱シーンも変化していきます。
-
09:00-10:00
こちらは喫飯所。飯食う場所ですね。アルマイトの弁当箱が懐かしい。
-
09:00-10:00
20分ほど坑道内を見学した後、今度は資料館へ。トロリー式の電気機関車が展示されています。
-
09:00-10:00
資料館を出た屋外では、削岩機の体験ができます。 何も知らずに妻がスイッチを押すと、 「ドガガガガガガッッ!!!」 ものすごい大きな音にびっくらこいて、二人とも腰を抜かしました。
-
09:00-10:00
さらに屋外にも、実際に使用されていた電気機関車と運搬車がありました。大きさから見ても、完全に軽便鉄道ですね。
-
09:00-10:00
行きはトロッコ電車で来ましたが、帰りは徒歩です。 先ほど通ったトロッコ電車の線路を渡り、別の資料館へ入ります。
-
09:00-10:00
この資料館では、江戸時代の採鉱や銅貨の鋳造シーンが模型で再現されています。ちなみに、これは入坑前に坑夫がマッパで検査を受けているシーン。当然ですが、身体のあまり細かい部分までは再現されていません。アレとか。 妻「なんだ、付いてないじゃん」 お前はこの人形の再現に何を期待してんだ? 1時間ほどで見学を終えましたが、意外と(失礼だろ)面白く、ここまで足を運んだかいがありました。
-
10:00-11:00
足尾銅山観光を北上し、国道120号線に合流。再び西へ進み中禅寺湖へ向かう途中で、日光《いろは坂》の登坂口に到着。 妻「いろは坂と言えば?」 僕「須藤京一!」 妻「はあ?紅葉でしょ!てか、須藤京一って誰よ!?」 頭文字Dを知ってる人ならみんな分かります。作中にもありますが、いろは坂は上りと下りで道が異なる一方通行の坂で、ちょうどここから道が分かれます。上りが第二いろは坂、下りが第一いろは坂です。
-
10:00-11:00
厳密に言えば、上りの第二いろは坂は登坂口から《明智平ロープウェイ》乗り場まで一方通行ですが、この先の終点の中禅寺湖までは対面通行。つまり、中禅寺湖からここまでなら下ってくることが出来ますが、この先は下れないので、中禅寺湖から下ろうと思い第二いろは坂に進入してしまうと、ここで折り返すことになってしまいます。 上りだ下りだの、一方通行だ対面通行だの、説明がヘタでごめんくさい。
-
10:00-11:00
展望台へ向かうロープウェイはここから出ています。乗って展望台へ行こうか迷いましたが、 妻「腹減った!メシ食いたい!」 の一言で却下。
-
11:00-12:00
中禅寺湖に到着。写真は翌日に撮ったものですが、中禅寺湖の入口付近には二荒山神社中宮祠の大きな鳥居が建っています。
-
11:00-12:00
時刻はちょうど11時。湖畔にある《いなりや蕎麦店》で昼食を摂ります。ちなみに、いなり寿司の店ではなく蕎麦屋です。
-
11:00-12:00
開店直後だったので、僕たちが最初の来客。注文して10分ほどで妻の「鴨南ばんそば」が来ました。 妻「あ!美味しい!」 少しおつゆをいただきましたが、本当に美味しかったです。
-
11:00-12:00
続いて僕の「天ざるそば」。こちらもとても美味しかったのですが、後でメニューに鍋焼きうどんがあったことに気づき、そっちにすればよかったかなと。外がめちゃくちゃ寒かったので。
-
11:00-12:00
昼食の後は、中禅寺湖畔を散策。車を県営湖畔第1駐車場に停め、こちらの「湖畔展望テラス」を通って、湖畔に下りてみます。
-
11:00-12:00
夏や紅葉の時期は混んでるようですが、真冬のこの時期は閉まっている店も多く、閑散としています。 そんな中、少し先に見えるとんかつ屋「浅井精肉店」には行列が出来ていました。
-
11:00-12:00
土産物屋の《中禅寺湖観光センター》に入ってみましたが、こちらも店員以外は誰もおらず、ちょっと寂しい感じです。
-
11:00-12:00
湖岸に下りてみましたが、遊覧船は冬季休業中、アヒルボートも動いていません。 って言うか、風が冷たくて寒い!まあこんな寒い中、アヒルボートを楽しむ人がいるわけないですね。
-
12:00-13:00
同じく湖畔にある《日光二荒山神社 中宮祠》に来ました。 日光二荒山神社の本社は日光東照宮の近く、奥宮は男体山の山頂にあり、その中間にあるこちらは中宮祠と呼ばれています。
-
12:00-13:00
妻と一緒に、汚れまくった身と心を清めて参拝。 妻「ちょっと!私、別に汚れてないから。一緒にしないでよ」
-
12:00-13:00
「日光二荒山神社 中宮祠」から車で20分、13時前には本日の宿泊地《日光湯元温泉》に到着。 ここまで来る道路は概ね融雪されてましたが、所々で凍結していたり、駐車場など道路から外れる場所はがっつり積雪してますので、冬用タイヤは必須です。あとスノーブーツも。僕のは長靴だけど。
-
12:00-13:00
奥日光湯元温泉雪まつり 雪灯里(ゆきあかり)
日光市
チェックインの15時までにはまだまだ時間がありますが、ちょうどこちらの「雪まつり」が開催されていて、それを目当てに早めの現地入りです。
-
12:00-13:00
まずは湯ノ湖の目の前にある湖畔広場で開かれている「氷彫刻大会」へ。中禅寺湖畔も雪は積もってましたが、ここはもっと積もってます。
-
12:00-13:00
会場内には10個ほどのかまくらが並び、みんな中を覗きこんでいます。 僕たちも覗いてみると・・・
-
12:00-13:00
中に氷の彫刻がありました。こちらは「フェニックス」で、今にもかまくらを突き破って羽ばたいていきそうな躍動感があります。 他の氷の彫刻も素晴らしく、思わず見とれてしまいました。
-
13:00-14:00
《湯ノ湖》の湖畔に出てみましたが、辺り一面は銀世界。風が強くてめっちゃ寒いです。 あと、心なしか街一体に硫黄の香りが漂っています。聞いたところでは、日光湯元温泉は日本で4番目に濃い硫黄泉だそうです。
-
13:00-14:00
今度は、近くにある《日光湯元ビジターセンター》へ。スノートレッキングの拠点にもなってるようで、ここで準備して出発したり、帰ってくる人たちを何人も見かけました。
-
13:00-14:00
中では、日光湯元やその周辺の自然に関する資料が展示されています。 さて、次は温泉巡りを楽しむため、いったん本日宿泊する宿に立ち寄り、「湯めぐり手形」をいただいてから他の宿へ向かいました。
-
13:00-14:00
雪まつりが開催されている2018年1月28日から3月31日までの間に日光湯元温泉に宿泊する人は、普段は有料の他の宿の温泉を、無料で3ヶ所まで利用することが出来ます。それには、宿泊する宿で配られる「湯めぐり手形」が必要です。 まず最初の温泉巡りは《湯元 板屋》。僕たちの大好きな乳白色の湯で気持ち良かったです。
-
14:00-15:00
次に来たのは《奥日光小西ホテル》。こちらも良い湯でしたが、館内も風呂も古いうえなんだか薄暗く、僕たちにはちょっと合いませんでした。 あと1ヶ所「奥日光高原ホテル」にも行きたかったのですが、駐車場が満杯で入れなかったので、諦めてそろそろ本日の宿へ戻ることにします。
-
14:00-15:00
本日宿泊するのは《奥日光 森のホテル》。最初、妻に宿名を伝えた時、 妻「ふーん・・・」 もっとしょぼい宿をイメージし全く期待してなかったようですが、外観を見て、 妻「おっ!なんか良い感じ!」 僕たちが駐車場に入るとすぐに宿の方が出てきて、温かく出迎えてくれます。
-
14:00-15:00
ロビーに入りました。 妻「おおっ!」 妻も思わず声を上げてしまったくらい、綺麗でお洒落な館内。奥のラウンジには大きな暖炉があり、まるで北欧に来たかのよう。 妻「えっ?北陽?あぶちゃん?」 もうええっちゅうねん。
-
14:00-15:00
時刻はまだ14時半ですが、宿のご厚意で部屋に案内いただけることになりました。今回はフロント前の廊下の先にある、1階の部屋を利用します。 館内は裸足で過ごすのですが、床暖房が全面に効いていて、すごく暖かいです。
-
14:00-15:00
宿の方に案内され部屋に入るなり、 妻「わあっ!」 と歓声を上げる妻。 琉球畳の敷かれた和室に、大きめのベッドが2つ設置された和洋室。さらにリクライニングチェアまで付いています。 またそれぞれのベッドには固さの異なる枕が2つ置かれていたのですが、妻はかなり寝心地が良かったらしく、帰りに宿の方にどこのメーカーの枕か聞いてました。残念ながら業務用かつ一部は特注品で、一般には売られていないそうです。残念! そしてこの部屋の目玉は・・・
-
14:00-15:00
妻「露天風呂が付いてるじゃん!」 なんと言うサプライズ!僕も妻も大感激!しかもこの風呂、100%源泉掛け流し。 さらに目の前は雪、雪、雪の雪まみれ!雪見露天どころか、雪触りまくりのいじりまくり露天です。 もう嬉しくて、雪の中にお酒を突っ込んで自然冷蔵しちゃいました(冷蔵どころか冷凍しちゃったけど)。 ちなみに雪が積もってなければ、目の前には綺麗な庭園が広がってるそうです。 はやる気持ちを抑え、取りあえず先に宿の大浴場と露天風呂に入ることにします。
-
15:00-16:00
大浴場は、ラウンジの前にあるこのドアを進んだところにあります。 大浴場も露天風呂も撮影禁止だっため写真はありませんが、じゃらんの宿ページをぜひ見てみてください。とても素敵なお風呂です。 ちょうど良い湯加減の乳白色の湯に浸かってしまうと、あまりに気持ち良くて湯から出られなくなることうけあい。
-
15:00-16:00
部屋に露天風呂があるにも関わらず、すっかり長湯してしまった僕たちは、ラウンジでしばし休憩。 大きな暖炉の前にある椅子に座ると、ぐぐーっ後ろに倒れ、無重力に近い状態に。これがすごく気持ち良くて起きられない・・・あかん!このままだと部屋に帰れない!
-
15:00-16:00
ラウンジにはバーも併設されていて、昼間はコーヒーやお茶、夜はカクテルが楽しめます。
-
15:00-16:00
そこには庭にせり出したテラスもあり、写真には写ってませんが、日帰り入浴の方がここでお茶を楽しんでました。
-
17:00-18:00
部屋に戻ると僕は部屋の露天風呂をたっぷりと堪能、妻はテーブルに足を投げ出し(行儀悪い!)テレビを見ながらのんびり。 そして窓の外は雪がどっさり。山のように積もっています。
-
17:00-18:00
ちなみに、今朝の羽生PAで買った蔦金商店の味付け海苔はこちら。そう、パッケージに載っている写真のとおり、タレントの出川哲郎さんの実家の海苔です。 この海苔を肴に、日本酒をググッと。うーん、日本酒が進みすぎてヤバイよヤバイよ(言うと思ったとか言わないで)。
-
18:00-19:00
さて、夕食の18時なりましたので「杜のダイニング」へ。ここも木の温もりに溢れた空間です。
-
18:00-19:00
席に着くと早速日本酒「杉並木」を注文、すぐに運ばれてきました。 最初の一杯は、蟹錦紙巻に土佐酢で和えた菜の花などが添えられた先付と一緒に。 呑むほどに、食べるほどに腹が減ってきます。
-
18:00-19:00
続いて前菜は、左から「金柑蜜煮と苺羊羹」「公魚東寺巻きとタラの芽天」「しもつかれ」「焼帆立」「スナップエンドウ」。 どれも美味しそうですが、中でも僕の大好物は栃木県の郷土料理「しもつかれ」。鮭の頭などを酒粕で和えたもので、見た目や味の好みが分かれるところですが、僕にはこの酒粕の独特の風味がたまらないです。 妻「しもつかれって、あっちが疲れちゃったってこと?下ネタ?」 んなわけないやん。でも語源はよく分かりません。
-
18:00-19:00
椀物は、豆腐の中に白魚を仕込んだ「白魚豆腐」(まんま)、底には梅素麺が入っています。優しいお出汁がたまんない。
-
18:00-19:00
御造りは「頂鱒」「日光生湯波」。頂鱒がちょうど良い脂の乗り具合で、妻がその美味さに感動していました。 ちなみに湯葉ですが、日光では「湯波」と書くそうです。
-
18:00-19:00
煮物の「蕪」「筍煮」「椎茸」などには「鶏そぼろ餡」がかかっています。蕪が柔らかくて味がよく染みてます。
-
18:00-19:00
凌ぎは冷たい「鰊蕎麦」。 妻「私、鰊蕎麦を食べたことがないんだよねー」 ええっ!まじかよ!でも言われてみれば、確かに食べてるところを見たことがない・・・。 妻「あ!美味しい!」 ただの食べず嫌いだったようです。
-
18:00-19:00
メインの鍋物は「温泉トラフグ」いわゆるてっちりです。同じ県内の那珂川町で温泉水を使って養殖されていますが、まだまだ供給量が少ないため、限られた宿・店でしかいただけないそうです。 手前にはふぐのアラ、野菜で隠れてますが奥には白身がどっさりとあります。
-
18:00-19:00
鍋は宿の方が給仕してくれます。最初にふぐのアラ、次にふぐの白身、白菜の茎、最後に残りの白菜や豆腐などを入れぐつぐつ煮込みます。 ああああっ、美味そう!早く食べたい!
-
18:00-19:00
ふぐの白身をポン酢を付けていただきます。噛むと身がプリッと、中から淡白な旨味がジュワッと。やばい、美味すぎる・・・。 妻はアラが気に入ったようで、手でつかんでハフハフ言いながらむしゃぶりついていました。
-
18:00-19:00
最後はもちろん雑炊!残ったてっちりの出汁にご飯をぶっこみ、再びぐつぐつ煮込みます。
-
18:00-19:00
仕上げに小葱と海苔を振りかけて・・・ふぐの旨味が染み出た優しい味、体に染み渡ります。美味くないわけがない!やっぱり〆はこれだね! 久しぶりのてっちり、やっぱりふぐは最高です。他の品々もクオリティが高く、大満足の夕食でした。 水菓子にチーズケーキをいただいた後は、次の予定があるため部屋へ戻って外出の準備です。
-
19:00-20:00
奥日光湯元温泉雪まつり 雪灯里(ゆきあかり)
日光市
身を切るような氷点下の寒さの中、超極暖のヒートテックやらなんやらをがっつりと着込んだ僕たちは、「日光湯元ビジターセンター」の隣で開催されている《雪灯明(ゆきあかり)》の会場に来ました。 ミニかまくらの灯りでほのかに照らされた小路を進みます。
-
19:00-20:00
奥日光湯元温泉雪まつり 雪灯里(ゆきあかり)
日光市
ずらりと並んだ光の列が織り成す、幻想的な光景。寒さも忘れ、しばし見とれてしまいます。
-
19:00-20:00
奥日光湯元温泉雪まつり 雪灯里(ゆきあかり)
日光市
回廊の中心には大きなかまくらがあり、中に入ることが出来ます。風が遮断されるためか、中は暖かかったです。 光のファンタジーを堪能した僕たちは、さらに次の予定もあるので、そろそろ宿に戻ります(まだなんかあんのかよ!)。
-
20:00-21:00
ラフな格好に着替え、20時半にラウンジへ。この日は宿のイベントで、プロミュージシャンによる無料のジャズ演奏(宿泊者以外は有料)がありました。 少し遅れて入ったので、すでに第1部が始まっています。
-
20:00-21:00
前方の席が全て埋まっていたので、僕たちは後方に着席。 妻はアイスコーヒーを、メニューにはありませんでしたが僕はアマレットをストレートで楽しみながら鑑賞します。 普段あまり聞くことのないジャズですが、こうやってきちんと耳を傾けると、演奏者の声や想いがピアノやギターの音を通して聞こえてくる感じがします。
-
21:00-22:00
第2部になると席が空いたので、宿の方が前方の席へ案内してくれました。 第1部は子供連れの観客が多かったのでアニソンをベースにした演奏が中心でしたが、大人だけになった第2部は「まさに、これぞジャズ!」と言うもの。追加でオーダーしたキューバリブレをいただきながら、アドリブのガンガンきいた、心にビシビシ響いてくる演奏をじっくりと楽しみました。 こんな素敵な夜を過ごせるなんて・・・素晴らしい企画を提供してくれた宿に大感謝です。
-
22:00-23:00
部屋に戻ったら、もちろん露天風呂!氷点下10度にもなる極寒の中、ちびちびとお酒を飲みながらつかる熱い温泉はたまらんちん! しかも途中から雪が降りだし、いまだかつてない最高の雰囲気で雪見露天を満喫しました。 体が火照ったらマッパのままテラスで体を冷まし、寒くなったらまた露天風呂へドボン。もうダメ、もう止められない、止めたくない。延々とそれの繰返し。 「夜が明けなければいいのになあ」と過ぎ行く時間を惜しみながら、深夜まで湯浴みを楽しみました。
- 2日目2018年2月12日(月)
-
06:00-07:00
翌朝は6時に目が覚め、さっそく露天風呂。写真は後で撮ったのですでに明るいですが、夜明けの薄暗い中、朝風呂をたっぷりと堪能しました。
-
07:00-08:00
朝風呂の後は、火照った体を冷ましがてら宿の近くをお散歩。 こちらは宿から歩いて10分弱のところにある《日光山 湯元・温泉寺》です。燈籠の並んだ、雪の積もった参道を進みます。
-
07:00-08:00
しばらく歩くと、雪に埋もれた寺に辿り着きました。まだ朝早いので、参拝者は誰もいません。
-
07:00-08:00
寺からは、日光湯元温泉の源泉地に通じる橋がかかっています。 周囲の雪が積もりすぎてて、橋なのかただの通路なのかよく分かりません。
-
07:00-08:00
橋から見た源泉地。雪が積もってるので分かりませんが、辺りは湿原のようです。
-
07:00-08:00
源泉小屋まで来ました。所々で煙がのぼり、ほのかに硫黄の香りが漂っています。これぞまさにザ・温泉!
-
07:00-08:00
宿に戻る途中、公共の足湯《あんよのゆ》がありましたが、冬期閉鎖中でした。うーん、足をひたしてみたかったなあ。
-
08:00-09:00
朝食の時刻になりましたが、ここの朝食は過去最高レベルの満足感!バイキングですが、小鉢がたくさんあり品数も豊富でかなり感動しました。 ちなみに、奥では玉子焼きが焼かれてて、出来立てをテーブルまで運んでくれます。
-
08:00-09:00
ご飯と汁物コーナー。奥に見える漬け物や佃煮も充実しています。 他にも、洋食コーナーやデザートコーナーもありました。
-
08:00-09:00
小鉢をズラリと並べた僕のお盆(妻も似たようなものですが)。 少しずつたくさんの品を味わえますが、どれもこれも美味しい!朝食でこのクオリティは本当にすごいです。
-
08:00-09:00
その中でも特に僕たちが衝撃を受けたのが、こちらのちりめんじゃこ。 見た目は普通のちりめんじゃこですが、宿の方に 「美味しい仕掛けがありますから、熱々のご飯に乗せて、10秒たってからお召し上がりください」 と言われた通り食べてみると・・・ 妻と僕「!!!!」 ほのかにバターの風味を感じ、これがご飯にすごく合う!もう、美味すぎてマジでびっくりです。
-
08:00-09:00
2回目もちりめんじゃこの登場(右上の小鉢)。だって本当に美味かったんだもん。 今度はじゃこをお粥に乗せていただきましたが、これも最高に美味い! 今回利用したこちらの宿、部屋、風呂、建物、食事などのハード面だけでなく、接客やサービスなどのソフト面も完璧。非の打ち所がなく、僕の満足度メーターが振り切ってしまいました。久々に知人や友人、それどころか世の中のみんなに自慢して勧められる宿に出会った気持ちです。 さて、いっそのことここに引っ越してしまいたい気持ちを抑え、今日も予定があるので、9時半には宿を後にしました。
-
09:00-10:00
本日最初に立ち寄ったのは《戦場ヶ原》。正確に言うとこの前に「湯滝」に行ったのですが、入口でスタックした車の救援作業が行われていて、時間がかかりそうだったので、今回そちらは見送りました。 広い駐車場にはたくさんの車が停まってますが、みんなスノートレッキングに行ってるようで、周囲に人影はほとんどありません。
-
09:00-10:00
戦場ヶ原の展望台は、駐車場から道路を渡った向かい側にあります。
-
09:00-10:00
展望台から眺める戦場ヶ原と雪だるま(なぜに?)。辺り一面銀世界の、荒涼とした大地。こういう景色、大好きです。
-
09:00-10:00
駐車場には《三本松茶屋》と言うレストハウスがあります。中ではたくさんの土産物が売られ食事も摂れますが、みんなスノートレッキングに行ってしまってるので、店内は閑散としていました。
-
10:00-11:00
「戦場ヶ原」から車で10分もかからず、竜頭の滝に到着。車は《龍頭之茶屋》に駐車します。
-
10:00-11:00
茶屋を通り抜けると、すぐ目の前が滝です。
-
10:00-11:00
滝の表面は凍ってしまってますが、その下を水が勢いよく流れ落ちています。 ちなみに滝の名前の由来は、その姿が竜の頭に見えるからだそうですが・・・うーん、観察眼のない僕たちにはよく分からない・・・。
-
10:00-11:00
茶屋の店内からも滝を眺めることができます。こちらは揚げ餅を使ったお雑煮やお団子が名物です。
-
10:00-11:00
茶屋の隣りには《竜頭観音》があり、その横から滝の上流へ登ることができます。
-
10:00-11:00
妻「下りるの大変そうだから、私はパス!」 と言う妻を残し、僕ひとりで階段を上ります。
-
10:00-11:00
立て看板がありさらに階段が続きますが、ちょっと疲れてしまったので、上るのはここまで。
-
10:00-11:00
横幅の広い、大きな滝です。茶屋よりも間近で眺められるので、なかなかの迫力がありました。
-
10:00-11:00
「竜頭の滝」から車で走ること10分、日本三大名瀑のひとつとして知られる日光の名所《華厳の滝》に来ました。 写真では空いてそうに見えますが、実際は周囲にたくさんの観光客がいました。
-
10:00-11:00
入口で料金を支払い、こちらのエレベーターに乗って100メートルほど降下します。
-
10:00-11:00
エレベーターを降りてトンネルをくぐった先にあった展望台も、たくさんの観光客で賑わっています。しかも3人に1人くらいは外国人。
-
10:00-11:00
展望場所は3フロアーありましたが、中でも一番下からの眺めが見たも音も迫力がありました。
-
11:00-12:00
菱屋 日光
日光市
華厳の滝のそばにある、土産物屋の《菱屋 日光》です。餃子コロッケが美味しそう。
-
11:00-12:00
菱屋 日光
日光市
中に入ってみましたが、店内はなかなかの混雑っぷりでした。 まだお昼前ですが、日光観光はここまでにして、そろそろ帰路につきたいと思います。
-
12:00-13:00
東北道を南下中、 妻「そうだ、バレンタインデーに会社で配るチョコ買わなきゃ!パパ、どっかSAかPAに寄ってね!」 とのリクエストで立ち寄った《羽生パーキングエリア 上り線》。僕の大好きな江戸カラーのパーキングエリア。ですが・・・
-
12:00-13:00
売っているのは江戸情緒の漂う品々ばかり。 妻「チョコなんか売ってないじゃん!」 そりゃそうだ。すまんこって。
-
12:00-13:00
と言うことで、羽生PAに始まり羽生PAで終わった今回の旅行。以前から行きたかった「奥日光 森のホテル」がこんなにも素晴らしい宿とは思わず、心の底から満足しました。やっぱ雪見露天は最高だなあ。 さあてと、妻がチョコ買いに行きたいとのたまうので、そろそろ帰るとするかな。まだまだ寒さが続くけど、明日からもまた仕事がんばろっと! 長い旅行記でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
1泊2日 栃木県 素敵な奥日光 森のホテルで雪見露天風呂
1日目の旅ルート
れおんさんの他の旅行記
-
2023/12/2(土) 〜 2023/12/3(日)
- 夫婦
- 2人
妻「秋の旅行はやっぱり紅葉狩りだよね!」 と言っても、もう12月なんですけど。時期的にちょっと遅か...
105 3 0 -
2泊3日 長野 (2-2) 中山道の宿場巡り 馬籠宿と妻籠宿
2023/9/29(金) 〜 2023/10/1(日)- 夫婦
- 2人
妻「ねえ、長野の零磁場に行きたいんだけど」 分杭峠のことで2年ほど前からずっと言われてましたが、今...
321 5 0 -
2泊3日 長野 (2-1) 最強のパワースポット 零磁場の分杭峠と光前寺
2023/9/29(金) 〜 2023/10/1(日)- 夫婦
- 2人
妻「ねえ、長野の零磁場に行きたいんだけど」 分杭峠のことで2年ほど前からずっと言われてましたが、今...
370 4 0 -
1泊2日 長野 (2-2) 美ヶ原高原 天国かと見紛う雲海に感動
2023/6/23(金) 〜 2023/6/24(土)- 夫婦
- 2人
僕「今度の旅行だけどさあ、どうしても泊まりたい宿があるの」 妻「いいよー。どこにあるの?」 僕「長...
524 7 2
みんなのコメント(2件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する