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かっちゃんさんの栃木県の旅行記

路線バスを利用した「日光五名瀑」めぐり

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日光では、湯滝、竜頭ノ滝、華厳滝、霧降滝、裏見ノ滝は「日光五名瀑」と呼ばれることもあるそうで、路線バスを利用してまわってきました。好天に恵まれたため、明智平ロープウェイにも乗り、明智平展望台から日光の雄大な景色も楽しむことができました。日光五名瀑を一緒に示せる旅行記がいいなと思い、個別に投稿した口コミをもとに一つの記事にしました。当日利用したバスの時刻は、それぞれの観光スポットのコメント欄に記載しました。掲載した写真はすべて愛用のガラケーで撮りました。タイトルに用いた写真は迫力満点だった湯滝です。

自然ツウ かっちゃんさん 男性 / 70代

1日目2017年5月22日(月)

「日光五名瀑」のうち湯滝、竜頭ノ滝、華厳滝は、東武バスのJR日光駅⇔湯元温泉のバス路線内にあるためバスの利用が極めて便利でした(JR日光駅の次のバス停が東武日光駅になりますので、どちらの駅からでも便利です)。バスの便数が結構あるので計画が立てやすく、さらに「湯元温泉フリーパス(2日間有効)」というお得なきっぷがあったので重宝しました。「JR日光駅」バス停からの所要時間を調べると、「湯滝入口」バス停まで約80分、「竜頭の滝」バス停まで約60分、「華厳の滝入口」バス停まで約45分でした。そこで、私は、最初にJR日光駅から最も遠くなる湯滝に向かい、その後JR日光駅に戻るようにして、竜頭ノ滝、華厳滝の順にまわることにしました。写真は、1912年(大正元年)に建てられ、2017年に改修されたJR日光駅です(使用されている木造駅舎のなかでは国内最古だそうです)。

湯滝

日光市

「湯滝」を   >

JR日光駅6:52発の朝の早い便で湯元温泉行きのバスに乗車すると、「湯滝入口」バス停には8:04に着きました。湯滝はバス停から徒歩5分程でした。湯滝は、上方にある「湯ノ湖」から流れ落ちる滝で、圧倒的な水量でその迫力に驚かされました。写真は、観瀑台から捉えたお馴染みの湯滝です。

勢いよく滑り落ちる湯滝の横の遊歩道(写真を掲載)を湯ノ湖まで往復すると、湯滝のパワーを感じとって爽快な気分になり、幸先の良いスタートが切れました。じゃらんの口コミでは、湯滝は華厳滝よりも評価が高かったのですが、それがよくわかる状況でした。湯滝周辺に1時間ちょっと滞在した後、湯滝入口9:20発のJR日光駅行きのバスで竜頭ノ滝に向かいました。

竜頭ノ滝(栃木県日光市)

日光市

「竜頭ノ滝(栃木県日光市)」を   >

竜頭ノ滝は、湯滝から流れでた湯川の下流にある滝で、滝全体が川のようになっているため、この滝の全貌を見るためには川の横に整備された遊歩道を歩くことになりました。当日、私は湯滝入口9:20発、竜頭の滝9:36着のバスを利用しましたが、「竜頭の滝」バス停は、竜頭ノ滝の名前の由来になった「滝の形状が竜の頭の部分に見える」滝の一番下(滝つぼ)に近い場所にありました。写真は、観瀑台から撮ったお馴染みの竜頭ノ滝です。そこから、滝の一番上の場所に向かったのですが、結構、階段を上りました。

滝の一番上には「滝上」というバス停があったので、そこで下車したほうが下流に向かって階段を下りるため相当楽であることが、行ってからわかりました。しかし、私の場合、上りの方向で努力したこともあり、返ってそのことが良かったのか上流の景色が強く印象に残りました。滝上の橋から眺めた竜頭ノ滝のゆるやかに流れる姿が何とも言えず、またその先に中禅寺湖が見えてまさに絶景でした(写真を掲載しました)。その後、もう一度、上流から下流に向かい、再度、竜頭ノ滝の目玉となる光景を見てから、竜頭の滝10:41発の日光駅行きのバスに乗り、華厳滝に向かいました。結局、竜頭ノ滝を往復しましたが、それでも滞在時間は1時間位でした。

華厳滝

日光市

「華厳滝」を   >

華厳滝には、竜頭の滝10:41発、中禅寺温泉10:55着のバスを利用しました。「華厳の滝入口」バス停で降りてもよかったのですが、一つ手前の「中禅寺温泉」バス停で降りて散策しながら、華厳滝に向かいました(中禅寺温泉バス停からでも華厳滝はすぐでした)。当日の華厳滝の水量は、それ程でもなかったのですが、それでも迫力がありました。落差がおよそ100 m近くある直瀑の滝はやはり見ごたえがあります。日光は世界遺産に登録されているため、華厳滝ではかなりの外国人観光客を見かけました。華厳滝を見る観瀑台は2か所あり、滝の上方にある無料の観瀑台と有料の「華厳滝エレベーター」を利用して下方から見ることができる観瀑台です。下方からは絵に描いたような華厳滝の姿を見ることができました(お馴染みの写真ですが、掲載しました)。

一方、無料の観瀑台からは、全体は見えないのですが、中禅寺湖から流れて落下する直前の華厳滝の姿が見えました(写真を掲載しました)。両方行って比較するのも面白かったです。簡単に昼食をすませた後、明智平ロープウェイに乗るため「明智平」バス停を目指しました。「明智平」バス停には、中禅寺温泉・馬返間が一方通行であることから、「華厳の滝入口」バス停(12:01発)から「馬返」バス停(12:15着)まで日光駅方面に行き、「馬返」で12:31発の中禅寺温泉方面行きに乗り換えて行く必要がありました。

明智平展望台

日光市

「明智平展望台」を   >

「馬返」から乗車したバスは、「明智平」バス停に12:46に着きました。下車後、明智平ロープウェイに乗り、明智平展望台から華厳滝を眺めました。展望台からは、華厳滝とともに白雲滝、中禅寺湖や男体山を一望でき、素晴らしいパノラマ風景を堪能することができました(白雲滝には、現在、近づくことができないのが残念です)。写真を掲載しましたが、ガラケーでも何とか華厳滝(左側)と白雲滝(右側)が写りました。明智平展望台には、明智平ロープウェイの往復時間を含めて40分程の滞在時間でした。馬返と中禅寺温泉との間は一方通行になっているため、帰りは「明智平」(13:26発)から「中禅寺温泉」(13:35着)に戻るようになり、「中禅寺温泉」(13:40発)から日光駅方面行きに乗り換えて帰りました。この日は朝7時前からJR日光駅を出発して、湯滝、竜頭ノ滝、華厳滝と明智平展望台をまわりましたが、まだ午後2時位でした。まだ時間が充分にありましたので、東武日光駅(14:16着)で下車して「霧降の滝フリー切符(当日限り有効)」を購入して、霧降滝に向かいました。我ながら元気だなと思いました。

霧降滝

日光市

「霧降滝」を   >

東武日光駅14:25発のバスに乗車すると、「霧降の滝」バス停には14:32に着きました。バス停から観瀑台までは近く、綺麗な二段の霧降滝を遠方からになりますが見ることができました。写真は、観瀑台から捉えたお馴染みの霧降滝です。バスの便数が限られていたため、霧降滝周辺に1時間半近く滞在した後、霧降の滝15:58発、JR日光駅16:08着で戻りました。当日は、それなりに観光客が来ており、やはり霧降滝は日光の滝めぐりには欠かせない存在だなと思いました。華厳滝や竜頭ノ滝では多くの外国人観光客を見かけたのですが、霧降滝はルートが異なるためか、外国人観光客は見かけませんでした。日光によく来られている観光客の一人の方と日光の滝について話がはずみ、今日は、湯滝、竜頭ノ滝、華厳滝をバスで回り、最後にここに来ましたと話をすると、日光ではもう一つ「裏見ノ滝」は欠かすことができないので是非ともいかれたらと勧められました(裏見ノ滝は、湯滝、竜頭ノ滝、華厳滝、霧降滝とあわせて「日光五名瀑」と呼ばれることもあるそうです)。やはり、日光五名瀑はすべて見ておきたくなり、翌日、バスで向かうことにしました。

2日目2017年5月23日(火)

裏見ノ滝(栃木県日光市)

日光市

「裏見ノ滝(栃木県日光市)」を   >

裏見ノ滝に行けば「日光五名瀑」完全制覇になりワクワク感一杯でした。前日購入した「湯元温泉フリーパス(2日間有効)」のバス路線内に「裏見の滝入口」バス停があったため、2日間有効のフリーパスが利用できました。この日、私が乗車したバスはJR日光駅7:37発、裏見の滝入口7:50着でした(奥細尾方面行きのバスでしたが「裏見の滝入口」に停車しました)。帰りのバスは、裏見の滝入口9:38発、JR日光駅9:53着でした。バス停から裏見ノ滝までは一本道(3 km近い距離)で、歩いて40分弱でした(私は少し早足かもしれません)。私が訪ねたとき、出会った観光客は数人でした。朝が早かったことも関係するかもしれませんが、日光でもここまで来る人は少ないように感じました。住宅地から比較的近いため、散歩で来ていた地元の方と話がはずみ、かつては滝の裏見ができたのが名前の由来であり、松尾芭蕉も来た滝だったことを繰り返し話されていたのが印象的でした。裏見ノ滝は、落差が20 m程の規模が小さな滝でしたが、白色の水が周りの場景のなかで際立っていました(写真を掲載しました)。

裏見ノ滝のすぐ近くに荒沢相生滝がありました(写真を掲載しましたが、右側が裏見ノ滝、左側が荒沢相生滝です)。二つの滝がコラボした風景はまるで山水画の世界で何とも言えない美しさを感じました。やはり、ここまで頑張って歩いてきた甲斐がありました。いつも散歩で来ている地元の方が羨ましい限りでした。バスを利用した日光五名瀑めぐりは、最後の裏見ノ滝だけはバス停から結構歩きましたが、その他の滝はバスの利用が大変便利でした。日光五名瀑が心に刻まれた忘れられない滝めぐりになりました。

路線バスを利用した「日光五名瀑」めぐり

1日目の旅ルート

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