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こぼらさんの静岡県の旅行記

ユリと温泉と旨いもの・遠州地方

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遠州三山めぐりをした後、可睡ゆりの園(袋井市)でユリの花を愛で、掛川つま恋温泉「森林の湯」(掛川市)の湯に浸かり、炭焼きレストランさわやか豊田店(磐田市)で旨いハンバーグを食べてきました。静岡では知らぬ者はないと言われる「さわやか」の「げんこつハンバーグ」は、店員さんが慣れた手さばきで二つ割りカット&仕上げ焼きを披露してくれます。

三重ツウ こぼらさん 男性 / 60代

1日目2019年6月1日(土)

可睡ゆりの園

袋井市

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今年の可睡ゆりの園の開園は5月25日だったので、開園後1週間での訪問でした。 可睡ゆりの園は、東屋や滝を備え、鯉も優雅に泳いでいる池のまわりをぐるりと取り巻くようにユリ畑が広がっています。 敷地は3万坪ほどもあり、世界150余品種200万株ものユリが植えられています。

可睡ゆりの園 開園

袋井市

2019年は5月25日に開園し、7月7日まで開催されます。可睡ゆりの園に入るには、駐車料金500円(時間制限なし)と入園料1,000円(大人)が必要で、少々出費となります。 どういう品種なのかわかりませんが、6月1日では「黄色」と呼ばれるエリアが咲き揃ってきていて、絶景ポイントとなっていました。 7月上旬までに、早咲き→普通咲き→遅咲きの順に咲いていき、絶景ポイントも変わっていきます。

「黄色」エリアで咲き揃っていたユリのアップ。花を間近に見ると、大きいなと思います。

ユリ畑は丘陵地に広がっていますが、斜面に多数植えられています。園内の遊歩道は尾根沿いの木立の中も通りますが、ヤマユリのように道の脇で大輪を咲かせているものもあります。尾根なので風通しが良いうえに、花やつぼみが大きく重いので風に揺られて、なかなかじっとはしていてくれません。近寄っての撮影が大変です。 この写真は片手で茎を支えて撮影しています。

「5色」と呼ばれているエリアでのユリの花々。尾根の樹木の間にも遊歩道があり、ユリ畑を眺めることができます。

可睡ゆりの園 開園

袋井市

遊歩道を歩いていると、小さな丘を覆うように咲いているユリを見かけました。朽ちて苔むし、ツタも絡まりつつある木とは対照的に、生命の息吹を感じさせてくれます。 自然な状態に見えますが、ユリのまわりには雑草一つ生えていません。とても手入れが行き届いているのです。苔むした木も、景色の一部として計算されているのです。アートですね。

可睡ゆりの園

袋井市

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池の畔に甘味処がありました。 「可睡ゆりの園」が、じゃらんでは見所ではなくグルメスポットとイベントとして登録されているのが不思議でしたが、こうした場所があるからだと納得。ユリの根を用いたスイーツが扱われています。 開園期間が1ヶ月半に限られているので、じゃらんが恒常的な見所として扱っていない理由もわかりました。

のれんをくぐり中に入ると、和風庭園を取り巻くように、L字型にテーブル席が展開していました。セルフではありません。入口でオーダーして、好きな席に着席すると、店員さんが持ってきてくれます。

可睡ゆりの園

袋井市

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ユリ根のケーキと抹茶のセット。こんな感じに、お盆に載せられて客席に運ばれてきます。ケーキの下敷きが鶴?を模っているところがお洒落ですね。 シンプルなセットですが、ユリ畑を見て回るのに結構歩いたので、和風庭園を眺めながらの一服にはぴったりな内容です。ユリ根ケーキは抹茶に合っていると思います。

可睡ゆりの園

袋井市

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ユリ根のケーキと飲み物(コーヒー・紅茶・抹茶から選択)のセットで500円というのは、とてもリーズナブル。 ユリの根(球根?)がケーキに用いられていて、良い香りがしました。ユリ根の食感は、焼き上げる時に水分が飛んでしまうからでしょう、薄切りしたキャラメルのような感じでした。

庭園の中の方にも客席がありました。座卓のまわりに座布団座りするボックス席です。奥に見えているのは池です。

池には落差20mもある滝があります。滝の前に橋が架かっていて、池と滝の眺めを楽しむ事ができます。橋の上は、池の鯉のエサやり場にもなっています。わずか100円で、粒状のエサがたくさん入った袋が手に入ります。鯉も心得ていて、橋の上を通りかかると、大勢集まってきてパクパク口を開けてアピールしてきます。そんな鯉たちの表情を見たら、エサをあげないわけにはいきません。奪い合うようにして、全部きれいに食べてくれました。

あじさい園もありました。ユリばかり見てきたので、身近な花を見てほっとしました。

大輪のユリもいいですが、小さな花が密集して咲くあじさいもいいものです。

閉園時刻の午後5時近くまでいたので、来た時は満車同然だった駐車場は閑散としていました。広大な植物園なのですが、看板らしいものはこれ一つしかなかったのも不思議でした。期間限定公開だからでしょうね。

掛川つま恋温泉「森林の湯」(つま恋リゾート彩の郷内)

掛川市

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とても広大な「つま恋リゾート彩の郷」の中にある日帰り温泉。南米ティオティワカンのピラミッドのようなデザインの建物です。 近くにつま恋リゾートのホテルがありますが棟続きにはなっていませんし、ホテル内にも大浴場があるので、宿泊客はこの温泉には来ません。大人の利用料は1000円なのですが、法多山尊永寺で割り引きクーポンがもらえたので、800円で利用できました。 内湯は大浴槽とサウナだけですが、露天風呂がとても充実していました。露天風呂のエリアはとても広く、泡が吹き出る場所が違えてある寝湯だけでも4〜5つあり、他に普通の寝湯や立ち湯、檜風呂・渓谷や森林を眺められる岩風呂などなど。湯も弱アルカリ性単純泉なので、とても浸かりやすい。しかし、故障して湯が抜いてある浴槽もありました。

休憩室の様子。さすがはリゾート施設内の温泉です、内装がシックで落ち着いています。

「森林の湯」の名の通り、窓から深い森と渓谷が見下ろせるようになっています。キャプテンシートのような電動按摩機に深々と腰掛けて、ゆったりと景色を楽しめるようになっています。

つま恋リゾート彩の郷

掛川市

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温泉を楽しんで外に出たら、ライトアップとイルミネーションで温泉施設がゴージャスに見えました。 森林の湯に来る時は、カーナビに「つま恋リゾート彩の郷」をセットし、東名高速・掛川IC(上り)で降りて向かいました。程なく南ゲートに着きましたが、折悪しく園内を大規模に改造する工事をしていて、南ゲートは閉鎖されていました。南ゲートの案内看板には北ゲートから入るように書いてありましたが、案内地図が入っているはずのケースは空っぽで、どう行けばいいのかわかりませんでした。とりあえず掛川駅方面まで迂回北上し、スマホのナビ機能を使って何とかたどり着くことができました。敷地がとても広い割にはゲートが2つしかないので、アクセスが難しい場所だと思いました。 地元の事情に明るい方々には簡単なことなのでしょうが、遠方から来る者への配慮もしてもらいたいです。

炭焼きレストランさわやか豊田店

磐田市

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静岡出身の人に【静岡に来たら「さわやか」で「げんこつハンバーグ」を食べなきゃ】と言われていました。ハンバーグが爽やかかなぁ?と思いながらも、行ってみました。 遅めの夕飯で利用しましたが、お店の内外装がおしゃれで、女性や子供が喜びそうな雰囲気でした。

店内の様子。明るくておしゃれな感じ。土曜日とはいえ、夜10時近くでしたが小さな子供のいる親子連れが多かった。さもありなんと思います。

看板料理の「げんこつハンバーグ」をオーダーする時に、ビーフステーキのように、焼き加減をレア・ミディアム・ウェルダンの中から選びます。「さわやか」の焼き加減は知らないので、店員さんのお薦めに従ってミディアムにしました。 この焼き加減は客席に運ばれてくる時のもので、店員さんがカットして更に加熱してくれるのが「さわやか」の流儀です。写真は、客席に運ばれてきた「げんこつハンバーグ」を店員さんが二つにカットしてくれた時の状態。ミディアムよりはレアなのではないかと思える位に赤味が残っています。

二つにカットされた「げんこつハンバーグ」の断面を鉄板に押しつけて、店員さんが更に加熱してくれます。ジューッ・・・という音とともに湯気が舞い上がります。美味しそう!!

さらにフォークとナイフで挟むように、ハンバーグを左右から押し付け、形を整えます。

炭焼きレストランさわやか豊田店

磐田市

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ビーフ100%の、見るからに麗しくて美味しそうなハンバーグの仕上がりです!店員さんのお薦めに従い、塩胡椒をかけて頂きました。塩や胡椒と言っても、赤みがかった岩塩や粒の黒胡椒を挽いてふりかけるものです。デミグラスソースをお願いしてあったのですが、あえて使わず、塩胡椒だけにしました。これが、とってもとっても美味しいのです。げんこつハンバーグの通な食べ方を知りました。 げんこつハンバーグは250グラムあります。店員さんの二つ割りカットショーまで見せてもらって、1,080円とはお値打ち。これにご飯orパン・フレッシュサラダ・飲み物が含まれたDセット669円を付けて頂きました。

炭焼きレストランさわやか豊田店

磐田市

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家内がチョイスした「和風ハンバーグ」810円。家内も、これにパン・フレッシュサラダ・飲み物のDセットを付けました。 和風ハンバーグは170グラムと普通サイズなので、げんこつハンバーグのようなカットサービスはありません。 家内は「さわやか」は初めてでしたが、牛肉100%のハンバーグが油っぽく感じないので驚いていました。ハンバーグの上に載っている青じそがアクセントとなっていて、爽やかな風味に感じたそうです。静岡に来たら是非ともリピートしたいと言っていました。

ユリと温泉と旨いもの・遠州地方

1日目の旅ルート

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