Shotaさんの青森県〜東京都の旅行記
一週間で東北の城・古刹・美術館などをできるだけ回ってみた
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- 1人
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- 格安旅行
- その他
東京で治療と診察を受け、その足で白河小峰城へ。翌日は滝桜、金澤祥子美術館、さざえ堂など。三日目は白石城、瑞巌寺他。四日目は山形城址、米沢城址、羽黒山五重塔、土門記念館。五日目は久保田城址、脇本城址、高村光太郎記念館、金色堂。六日目は根城、棟方志功記念館、三内丸山遺跡、竜飛岬。七日目は弘前城、最勝院、恐山と、老体にムチ打って走りに走った。やればやれるもんだ。 高速料金は削りようがないが、宿泊はじゃらんのお世話になって、一泊五、六千円、駐車場無料のビジネスホテルを検索。車はハイブリッドなので燃費はけっこう良い。というわけで、比較的安く強引で勝手な一人旅を楽しんだ次第。
歴史ツウ Shotaさん 男性 / 70代
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- 1日目2019年4月12日(金)
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10:00-11:00
さかもと治療院
解剖学をベースにしたオステオパシー(骨治療法)の治療院。こちらでの治療のお陰で、思い切って長距離ドライヴ旅行に出てみようという気力、体力をいただくようになった。
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12:00-13:00
しのみやクリニック
消耗性のウツ症状で苦しんできたが、親身になって治療にあたってくださる。内科的な疾患に関しても併せて総合的に判断し、投薬を工夫してくださるので安心しお任せできる。
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16:00-17:00
小峰城、別名白河城は1340年頃、結城親朝により築城。後、1633年丹羽長重が大改築したが、戊辰戦争で焼失。『日本城郭大系 3』石垣、土塁、堀が残る。天守は木造復元。城山公園の桜は見事 !
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17:00-17:00
三春藩の藩校明徳堂の明徳門が、現在三春小学校の入り口になっている。子どもたちは日々歴史を感じているのかな…
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18:00-19:00
二本松城は1414年、畠山満泰により築城。1651年、丹羽光重が新たに構築、その後11代この地を統治したが、戊辰戦争で落城。『日本城郭大系 3』天守台、石垣、堀などが残っている。
- 2日目2019年4月13日(土)
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07:00-07:00
三春城は永正年間(1504-21年)に田村嘉顕による築城とされている。『日本城郭大系 3』後に蒲生氏郷によって改修されたという石垣が残っている。
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08:00-09:00
広大な駐車場から、ぞろぞろとまるで神社の参道を行くように一本の桜の木に向かってゆるやかな坂を登っていく。少しばかり早かった。七分咲きといったところだったのが残念 !
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09:00-10:00
撮影が許されている一枚。五歳から書道家である母泰子に師事。数々の大作を前にすると、ドキュメンタリーで見たあの集中と大胆な筆致が蘇ってくる。 「おかあさま、大好き」 「おとうさま、おかあさま、きれいな星になってね」 と書かれた紙片に翔子さんの症状を思い、心を打たれた。
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10:00-11:00
1160年、藤原清衡の娘、徳姫が夫岩城則道の菩提を弔うため願成寺を寄進、境内にこの堂を建てたとされる。広くはない境内に浄土式庭園とこじんまりした印象の阿弥陀堂がある。
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13:00-14:00
恵隆寺。通称立木観音。伝承によれば、540年、僧・青岩が庵を結んだことに始まるとする説、あるいは808年、坂上田村麻呂創建とする説などあるが定かではない。
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13:00-14:00
本尊は8.5メートルと日本最大の千手観音。抱きつき柱にすがると「ころりと成仏できる」と信じられている。観音堂全体に風雪に耐え、人びとの支えになってきた風合いを感じる。
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14:00-14:00
陣が峯城址
平安時代末期の城館址と伝わる。詳細は分かっていない。堀のみが残っている。
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15:00-16:00
1568年、蘆名盛氏が築いた城とされる。『日本城郭大系 3』曲輪、土塁、堀が残っており、岩崎山山頂の本丸跡を中心に白鳳山公園として整備されている。 ジジイにはちょっと手ごわい山城。
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16:00-16:00
会津さざえ堂は1796年、正宗寺住職、郁堂によって飯盛山に建立された。正式名は「円通三匝堂」。スロープに沿って西国三十三観音像が安置され、堂内を進むだけで巡礼が叶う構造になっている。
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16:00-16:00
らせん構造の回廊は二重になっており、上る人と下る人が出会わない構造が不思議である。
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16:00-17:00
1384年、蘆名直盛が館を建てたのが始まり。1592年、蒲生氏郷が城郭に改造した。『日本城郭大系 3』戊辰戦争で降伏開城、その後解体。再建された天守は「若松城天守閣博物館」になっている。
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18:00-18:00
中野不動尊
中野不動尊、号は中野山大正寺。1179年、恵明が不動明王を祀ったのが始まりと伝わる。日本三大不動尊のひとつ。夕方到着。淡い色の桜に心が和んだ。
- 3日目2019年4月14日(日)
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07:00-07:00
相馬中村城は平安時代初期、800年頃、坂上田村麻呂が築いたという伝説があるが、明確には1611年、相馬利胤が築城。その後15代300年にわたって居城とした。『日本城郭大系 3』大手門、石垣、土塁、堀が残り、現在は馬陵公園になっている。
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08:00-08:00
亘理城は1573-92年頃、亘理元宗が築いたとされる。『日本城郭大系 3』本丸跡に、亘理伊達家の初代当主伊達成実を祭神とする亘理神社が建てられている。
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09:00-10:00
柴田城、別名船岡城の起源は定かではない。『日本城郭大系 3』伊達騒動の主人公、原田甲斐宗輔の居城として知られる。
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09:00-10:00
船岡城址公園と白石川堤一帯の1300本以上の桜は、東北有数の桜の名所。この日も見事な桜を目当ての人びとで大賑わい !
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10:00-10:00
白石城は1591年、蒲生氏郷がそれまでの城郭を新しいものにしたとされる。『日本城郭大系 3』三階櫓、門、塀が復元され、天守前の広場は家族連れの憩いの場になっている。
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11:00-12:00
多賀城は奈良時代、律令政府によって造営され、南北朝頃まで続いた陸奥国の国府跡である。創建は724年と伝わる。『日本城郭大系 3』
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11:00-12:00
調査確認された政庁跡を中心に公園になっている。広大な公園に点在する桜が美しい。
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12:00-13:00
807年、坂上田村麻呂が奥州遠征の際、毘沙門堂を建立したのが始まりと伝わる。その後、円仁が五大明王像を安置したとされる。
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12:00-13:00
松島海岸に突き出すかたちで建っている五大堂は文字通り風雪にさらされている。過酷な条件の中、静かに建っているお堂のたたずまいに惹きつけられた。
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12:00-13:00
瑞巌寺は828年、円仁による開山と伝わるが、真偽のほどは定かではない。桃山様式の本堂などは、伊達政宗の造営による。国宝の庫裏は寺全体の規模の割に大きいように思う。
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12:00-13:00
政宗が朝鮮から持ち帰り、植えたと伝わる白梅。ちょうど満開であった。
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12:00-13:00
洒落者といわれた政宗の風雅を感じさせる紅梅。白梅共々つつましく、美しい。
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15:00-15:00
仙台城、別名青葉城は1602年、伊達政宗により築城。完成した仙台城は約二万坪の規模を誇ったという。石垣、土塁、堀などが残っている。『日本城郭大系 3』
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16:00-16:00
1654年、第二代仙台藩主伊達忠宗による創建。将軍家の不興を買うまいとの腐心の表れであろう。
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17:00-17:00
七兵衛そば
山形県大石田町のそば街道にある名店。是非 ! と思い道を急いだが、間に合わず !!! 無念
- 4日目2019年4月15日(月)
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06:00-06:00
南北朝時代、北畠天童丸が居を構えたのが始まりとされる。その後、1375年、斯波頼直が城主となった。1584年、最上義光により落城し廃城。『日本城郭大系 3』 天童というとやはり将棋の町だなぁと痛感。
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06:00-07:00
若松観音堂
若松寺(じゃくしょうじ)、別称若松観音は山形県天童市にある天台宗の寺院。708年、行基が開いたと伝わる。
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06:00-07:00
若松観音堂
若松寺境内からの眺望。眼下に天童の町並みが広がり、遠く月山などの山々を望むことが出来た。ただただ素晴らしいの一言 !
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08:00-08:00
山形城は1356年、出羽国司・斯波兼頼により築城。その後、頼兼から10代目の最上義光が城郭を拡大、城下町を整備したとされる。『日本城郭大系 3』
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08:00-08:00
移築・再建された大手門。割とシンプルな印象。山形城は全国有数の規模をもつ城であったが、二の丸の石垣、堀、土塁を残すのみである。『日本城郭大系 3』
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08:00-09:00
月岡城、別名上山城(かみのやまじょう)は1535年、武衛義忠が新たに築城し現在に至る。石垣、土塁、堀が残っている。模擬天守が建てられ、郷土資料館になっている。
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09:00-10:00
米沢城は1238年頃、大江(長井)時広により築城と伝わる。1380年以降伊達氏が支配。1598年直江兼続が入城して改修、舞鶴城とした。関ケ原以後、米沢藩上杉家の居城となった。
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09:00-10:00
米沢城址
上杉謙信像。謙信は上杉家に仕える守護代長尾為景の四男。31歳で上杉憲政の養子となって山内上杉家の家督を継ぎ、16代当主となる。
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13:00-13:00
前身の大宝寺城は武藤景頼が築いたとされるが定かではない。関ケ原以後、最上義光が城を整備・拡張し「鶴ケ岡城」とした。その後、酒井忠勝が城郭の大改修を行ったとされる。『日本城郭大系 3』
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13:00-14:00
論語の「君子学んで以てその道を致す」に由来する。1805年、庄内藩七代目藩主、酒井忠徳が設立。孔子を祀る聖廟、講堂、御入間、表御門などが残っている。歴史と文化的風土の証に静かな感動を覚えた。
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14:00-15:00
山伏修行の地として知られる羽黒山。深い山道の不揃いな石段をやっとの思いで進んで行くと視界が開けて、滝が見える。心が洗われるようだった。
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14:00-15:00
古くは瀧水寺の五重塔といわれ、東北最古。平安中期、平将門創建と伝わる。樹齢1000年といわれる杉の大木の間に屹立する素木造、柿葺、三間互層の塔は威厳に満ちている。古刹を愛する向きには是非訪ねていただきたい。
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15:00-15:00
善寶寺
平安時代の龍華寺に始まるとされる。室町時代に善寶寺となった、龍神信仰の寺。龍王殿は1446年創建と伝わる。山門の彫りの見事なこと ! 職人たちの業と献身に感服。
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16:00-17:00
ともかく素晴らしい ! 写真家土門拳が郷里酒田市に全作品を寄贈。1983年、飯森山文化公園内に開館。ちょうど「室生寺」の作品が展示されていた。手仕事などの作品も堪能した。
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16:00-17:00
土門拳記念館
土門拳「室生寺五重塔遠望」(絵葉書) 言葉にならず、その美しさに引き込まれた。
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16:00-17:00
土門拳記念館
土門拳の古寺巡礼中の「飛鳥寺(安居院)金堂 釈迦如来坐像面相」(1964年作・絵葉書) もちろん実物の迫力はこんなものではない。
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16:00-17:00
土門拳記念館
土門拳「しんこ細工 浅草雷門」(1954年作・絵葉書) 子どもたちの表情が何とも言えない。
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18:00-18:00
853年、慈覚の開基と伝わる。境内には、芭蕉の句碑や西行桜などがあることで知られている。
- 5日目2019年4月16日(火)
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06:00-06:00
秋田城の前身出羽柵の創建は733年に遡り、平安にかけて出羽国北部の行政、軍事の中心であった。しかし、10世紀後半には古代城柵としての機能を終えたようである。まだ不明な点が多い。『日本城郭大系 2』
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06:00-07:00
久保田城は1609年、佐竹義宜が神明山の丘陵に築城。天主閣と石垣はなく、堀と土塁を巡らした城であった。櫓、本丸、表門が再建されている。『日本城郭大系 2』
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08:00-09:00
脇本城の創建時期は不明であるが、1573-92年頃、湊城主安東友季の叔父、安東五郎修季の居城であった。『日本城郭大系 2』
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08:00-09:00
脇本城址
脇本城は約二万平方メートルと東北最大級の広さを持つ山城で、曲輪、土塁、空堀などが残っている。丘陵地帯をじっと眺めていると、次第に山城の輪郭が想像できてくる。
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12:00-13:00
光太郎は1945年から七年間、この地で粗末な高村山荘に住んだ。十和田湖畔の「裸婦像」の原型や「父光雲像」なども見ることができた。
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高村光太郎「手」(1918年頃・絵葉書) 実に表情豊かな「手」である。
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高村光太郎「蝉」(1924年作・絵葉書) よくこんな風に彫れるものだ。
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14:00-15:00
1124年、奥州藤原家初代清衡が建立。堂内には藤原家四代のミイラ化した遺体が安置されている。友人によると、昔は金箔を張った壁に直接触れることができたそうだ。
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17:00-17:00
着工以来41年、盛岡城を完成させたのは16334年、南部利直とされる。土塁の多い東北地方の城郭の中では珍しく石垣が残っている。現在は岩手公園になっており、宮沢賢治の詩碑や石川啄木の歌碑などがある。
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20:00-21:00
アンサンブル
盛岡市在住の先輩と久方ぶりに逢い、ごきげんな海鮮料理をご馳走になった後、アンサンブルでアルゼンチン・タンゴの洗礼を浴びた。時に激しく、ときに物悲しく…。いいもんだ。
- 6日目2019年4月17日(水)
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06:00-06:00
盛岡市の地方裁判所構内に文字通り岩を割って咲く桜。樹齢300年を越えるとか。 少し早すぎて残念 !
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08:00-08:00
九戸城は九戸光政により明応期(1492-1501年)に築城と推測される。『日本城郭大系 2』三方を河川に囲まれた天然の要害。東北地方で有数の曲輪群を持つ平山城であったが、江戸初期に廃城となったとのこと。
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09:00-09:00
三戸盆地のほぼ中央に位置する三戸城は、永禄年間(1558-70年)南部晴政築城と伝わる。『日本城郭大系 2』一帯は城山公園として整備されており、再建された模擬天守は歴史資料館「温故館」となっている。
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10:00-11:00
根城は1334年、南部師行により築城とされる。しかし、城域の規模が約21万2,795平方メートル、五つの郭からなっていたこと。発掘調査から平安期後半の遺構が検出されていることなどから、すでに存在していた館などを修築し拡大したものと考えられる。『日本城郭大系 2』土塁、堀、井戸などが残っている。
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10:00-11:00
根城 本丸跡
本丸跡。本丸は堀で囲まれ、北西に位置する中館の中ほどにも堀がある。『日本城郭大系 2』
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10:00-11:00
根城址
復元番所。丘陵地帯に番所のほか、主殿、馬屋、工房、板倉、納屋などが復元されており、往時の雰囲気を味わうことができる。
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11:00-11:00
七戸城の創建は鎌倉期、工藤右近将監または南部政長と伝わるが、不明な点が多い。現在は、郭、土塁、堀などが残っており『日本城郭大系 2』、柏葉公園になっている。
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13:00-13:00
浪岡城の歴史は古く、室町時代北畠顕義が築いたのではないかとされる。土塁や堀跡などが残っている。『日本城郭大系 2』
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14:00-14:00
横内城址
横内城は1498年頃、田子弾正(南部)光康により築城。『日本城郭大系 2』堀や本丸跡が残っているが、現在は常福院という寺院になっている。
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14:00-15:00
資料館入口に立つ後藤房之介伍長の像。210名中199名が落命した陸軍歩兵第五聯隊の遭難事件について、時代背景、行軍計画、遭難・探索の様子を史実に基づく資料と映像で紹介している。救助され病院で拳銃自殺したとされる指揮官は、重い凍傷でそれはできなかった。おそらく毒殺されたのではないかとする記述に、何とも言えない気持ちに襲われた。
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15:00-16:00
この記念館は志功の作品を1900点余り所蔵しているそうだが、あまり広くはないので展示数は比較的少ない。しかし、代表作「釈迦十代弟子」などに逢える。感動 !
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棟方志功「二菩薩釈迦十大弟子版画柵」(1939年作・絵葉書) 絵葉書だが、せめてニュアンスだけでも感じ取っていただこう。
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復元されたシンボル的な六本柱建物。他にも倉庫群やさまざまな種類、大きさの竪穴式住居が復元されている。中でも大型の竪穴式住居の内部はとても興味深い。
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16:00-17:00
現在も地道な発掘作業が続けられている。広大な敷地に復元された古代の建物のひとつ一つが一気に古の世界へと心を運んでくれる。
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18:00-19:00
夕凪の人気のない駐車場で、一羽のカラスと日没を待った。宗谷、襟裳、犬吠、白浜、都井、佐多、いずれともひと味違う。「竜飛は違うから、一度行ってみろ」と何人かの友人が勧めた訳が分かったように思う。
- 7日目2019年4月18日(木)
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06:00-07:00
弘前城は1611年、津軽藩第二代藩主信枚により築城。『日本城郭大系 2』その時の天守、櫓、門、石垣、堀、土塁などが原形をとどめている。天守閣石垣補修の曳屋工事のお陰で、天守と岩木山がフレームにおさまった。
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07:00-07:00
1532年創建と伝わる真言宗智山派の寺院。五重塔は日本最北で1667年完成。バランスのとれた、とても美しい塔である。
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11:00-11:00
日本三大霊場のひとつ。恐山菩提寺。862年、円仁による開山とされる。地蔵信仰を背景に死者への供養場となっている。今年は気候が悪く、道路封鎖が延びていた。ザンネン !
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14:00-14:00
田名部城址
田名部城はむつ市小川町にあった中世から近世の平城。建武元年(1334年)、南部師行の家臣、武田修理赤星五郎による築城とされる。『日本城郭大系 2』現在は代官山公園になっている。
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20:00-23:00
オテルバーデン 福島
郡山南インター近くのビジネス兼リゾート・ホテル。温泉にゆっくり浸かって強行軍の疲れを癒した。近くの川岸の桜並木が見事に満開で、しばし見とれていた。
- 8日目2019年4月19日(金)
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10:00-10:00
なぜか無性に駅弁が食べたくなり、帰路、東京駅の駅弁屋で柿の葉寿司と海鮮弁当を仕入れて舌鼓をうった。
一週間で東北の城・古刹・美術館などをできるだけ回ってみた
1日目の旅ルート
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