yosshyさんの北海道の旅行記
2020年はあくまで近場 8月は北見方面のご当地グルメを中心に
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新型コロナウイルス禍の続く2020年夏。 しばらくは「感染リスクの高い北海道外には行かない」、「感染リスクのある公共交通機関の利用は避ける」という方針を立てて、自分の車で行ける北海道内旅行を楽しむことにしたぼくら夫婦。 自分の車での旅行は、移動費がガソリン代しかかからないので、飛行機に乗ったりレンタカーを借りたりする北海道外に出る旅行と比べるとかなり安上がり。 おかげで予算がけっこう浮くので、7月の阿寒湖一泊旅行に続いて、今月は北見方面のグルメをちょっと楽しむ一泊旅行をしてみることにしました。(相変わらず、感染予防には気を配っていきましたよ。)
北海道ツウ yosshyさん 男性 / 50代
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- 1日目2020年8月1日(土)
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09:00-09:00
いきなり山間の道で
勢いよく短期決戦の旅行をスタートして、快調に車を進めていると、またも出ました道東(北海道東部)名物のこ奴が。 道東ではけっこう道路に出てくるので、本当に気をつけて運転する必要があります。
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10:00-11:00
今回の旅行の最初の立ち寄り先は置戸町。 置戸町は、町の面積の85%以上が森林で、その豊富な森林資源を活かした林業が盛んなようですね。 そして、その林業の町、置戸町が町の特産として売り込んでいるらしいのが、木の食器「オケクラフト」。 すみません。道民のぼくらも「オケクラフト」は全く知りませんでした。 今回の旅行で立ち寄り先を調べて初めて知った、オケクラフトを展示販売しているのが、こちらのセンターなのですね。
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10:00-11:00
センターには、工房の職人さんたちのオケクラフトがたくさん展示されていて、けっこう壮観です。 木のお椀やプレートも素敵でしたが、ぼくが心惹かれたのはスプーンやフォーク。 木の種類や木目の入り具合で、全く同じ形なのに全然別のものに見えて、すごく面白いんです。しかも、恐ろしく軽いんです。
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10:00-11:00
で、気に入ったデザートスプーンを夫婦2人分買って帰ることにしました。 ぼくらにとっては、ちょっと(かなり?)お高かったですが、大事に使おうと思います。
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11:00-11:00
玉ねぎの収穫風景?
オホーツク地方に入るとやたらと目にするこの光景。 8月は、この辺りの名産の「玉ねぎ」の収穫の時期で、この風景は正にその収穫作業なんですね。 あのゲージの中には、新玉ねぎがぎっしり詰まっています。
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11:00-12:00
訓子府町では、やや特殊なタレのかかったかつ丼が名物らしいので、お昼に食べてみることに。 こちら駅茶屋さんはけっこう話題のデカ盛りのお店らしいので、混雑すると嫌なので、開店直後に行きましょう。 人より早く行動、これがぼくらの新型コロナウイルス対策の基本です。 で、いただいてみたのが写真の「タレかつ丼」。訓子府町のソウルフードらしいのですが、これが思いの外美味いんです。 タレは全然くどくなくてあっさり味。カツの衣はサックサクに揚がっているけれど、中のお肉はジューシーなまま。細かくカットされていて食べやすい。 お店の雰囲気は正直ジャンクで好きになれませんが、ここ、味は確かです。
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一時のブームは去ったようですが、お金をかけずに工夫を凝らした展示が画期的との評価を受けた、海から遠く離れたところにある山の中の水族館。 評判どおり画期的なのか期待してますが、水族館は屋内施設で、しかもここがけっこうな人気スポットとなると、密になるのが怖いです。 ですので、ここでもまた新型コロナウイルス対策。 さきほどお昼を早めに食べて、皆さんがお昼を食べるであろう12時くらいに行きましょう。
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12:00-13:00
入場するといきなり現れるのがこの滝つぼ水槽。 水が激しく流れ落ちる水槽を、小型のサケ科の魚「オショロコマ」が群れを成して泳ぐ様が美しいです。 この水槽は、客の上に覆いかぶさるような感じで、なかなか迫力があります。
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12:00-13:00
滝つぼ水槽、川を再現した水槽と来て、その奥には一番大きな水槽が。 その水槽には…。出た! 巨大イトウ! このメインの大水槽には、多分1mくらいはある巨大なイトウが10匹くらい、悠然と泳いでいてかなりの迫力です。
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12:00-13:00
イトウの顔のアップ。大迫力ですねえ。
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12:00-13:00
滝つぼ水槽や巨大イトウの水槽の他は、レッドテールキャットのような熱帯魚ショップでも普通に見ることができる魚が多かったですが、とにかく水槽の手入れが行き届いていて美しい。 こちら、けっこう見どころある内容なのに、旅行雑誌の「北海道じゃらん」のクーポンを使うと、何とたったの510円で入場できちゃうので、かなりお得なスポットですね。
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13:00-13:00
北海道の夏の旅行の楽しみと言えば「アイス」系でしょう。 アイス・ソフト大好きのぼくは、このことに異論はないと確信します。 遠軽町生田原には、北海道の中でもかなり有名なソフトクリームとジェラートのお店がありますので、ここに寄らない手はないでしょう。 ぼくは、こだわりの搾りたてソフトクリームをいただきましたが、ミルク感が濃厚で美味しい〜。溶けるのが早いのが玉に瑕ですが、そんなことどうでもいいくらい美味しかったです。 奥さんが食べたジェラートもとても美味しかったみたいなので、さすがは名店だなと思いました。
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14:00-15:00
美味しい冷たいものをいただいた後は、一気にオホーツク海側まで出張って、北海道で一番広くて、国内でも三番目に広い湖のサロマ湖を見に行くことにします。 その広大なサロマ湖の全貌を見るために、少し小高い丘の上の展望台に行ってみることにしたんですが、海岸が近づくにつれて雲行きが怪しくなってきました。 そして、嫌な予感を抱きつつ、けっこう狭い砂利道を登り切ったその先で見た光景は、これでした。 展望台周辺は霧と言うか雲の真っただ中…。この雲が晴れる気配も一切感じられず、ここにいてもサロマ湖の「サ」も見ることができないので、展望台からのサロマ湖眺望はすっぱり諦めて降りることにしました。 展望台系のスポットはこれがあるんですよね…。こんな時は諦めが肝心。
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14:00-15:00
展望台からのサロマ湖の眺望を諦めて、下に降りて湖岸から眺めてはみましたが、曇天の下、それが海なのか湖なのか全くわからない状況。 ぼくらにとって、サロマ湖は残念なスポットになってしまいましたね。
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16:00-17:00
サロマ湖の残念な姿に少しがっかりして、今回のお宿のある北見市街に向かいます。 今回のお宿は、少し大きな街ならたいていあるドーミーインさん。 けっこう利用していて、あまり外れたことがないので、今回の旅行でも利用させていただくことにしました。 営業開始してからやや時間が経っているようで、設備の古さが所々で見えましたが、清掃は行き届いているようなので大丈夫。
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17:00-18:00
北見の晩ご飯は、奥さんのたっての希望で、ご当地グルメの「オホーツク塩焼きそば」に決まり、色んなガイドブックやサイトで有名店らしいこちらでいただくことにしましたが、有名店だけに混まないか心配です。 そこで定番の感染予防対策の、「人様より早く食べちゃう」作戦で行きましょう。 午後5時半に伺うと、恐れていた混雑はなくて、ゆっくり落ち着いていられました。 で、お目当ての塩焼きそばを実食しましたが、これがあっさりとした中にも、ちゃんと旨味が感じられて美味しいんです。特に具のホタテが美味。 ウェイターさんが焼きそばの上からかけてくれた「魔法の水」と言うのが何なのかを、結局、最後まで聞けなかったのが心残りですが、北見のご当地グルメを十分堪能できました。
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18:00-23:00
北見のご当地グルメを味わって、きれいなホテルでおやすみなさい。 けっこう長距離を運転したので、けっこうバテバテで早めに寝ます。
- 2日目2020年8月2日(日)
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00:00-07:00
2日目の朝。 ドーミーインチェーンと言えば、朝食バイキングが売りで、ぼくもこれがけっこう好きなのですが、このご時世、バイキングはやはりNGなようで、小鉢にラップされたおかずが並んでました。さみしいですが仕方ないですね。 それぞれがまずまず美味しかったです。
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08:00-09:00
鏡池
観光するようなスポットがほとんどないと言われる北見。 そんな北見に、個人の方が独自に池を作って、そこにハスを育てて、一般に無料で開放しているという、けっこう驚きのスポットがあったんです。 それが日本最北のハスの池の「鏡池」。 行った時はまだまだハスの花の時期全開と言う感じではなかったですが、それなりに咲いていてまあまあいい感じでしたね。 ただ、池の周りのオブジェ類(?)が雰囲気を壊しているように思えて、ちょっともったいないです。
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08:00-09:00
鏡池の募金ポスト?
写真の右端で見切れている赤い物体。 この池を作った市田さんが、池の維持のために寄付金を募っている募金箱です。 市田さんのご努力に報いるために、少しばかり寄付させていただきました。
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09:00-10:00
平昌オリンピックで銅メダルを獲得したカーリングのロコソラーレが、あの「もぐもぐタイム」で食べていて、一気に全国区のお菓子になった「赤いサイロ」。 これを製造販売しているのが清月さん。その本店は北見駅前にあるのですね。 せっかく北見に来たんですから、行かないわけにはいかないでしょう。 開店前にお店に行ってみると、ちょっとした行列ができてました。平昌オリンピックからかなり時が経っているのに、まだまだ人気が続いているんですね。 さすがロコソラーレ、そして赤いサイロ。
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09:00-10:00
ですが、行列と言ってもそんなに大層なものではなく、お目当ての赤いサイロは難なく買えました。良かった〜。 お家に持って帰って「モグモグタイム」しましたが、チーズの味がほんのりして、きっちり美味しかったですよ。 これぞ「銅メダルの味」?
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10:00-10:00
津別町にある、マイナーな湖「チミケップ湖」。 北見に来た時でなければ行くこともないと思いますので、帰りの道すがらちょっと寄ってみます。前回の旅行のオンネトーみたいに素敵な湖だといいんですが。 ところが、「帰りの道すがらちょっと」というのが甘かった。 と言うのも、このチミケップ湖に向かう道も、チミケップ湖から離れる道も、とにかく厳しい。オール砂利道で勾配もきついんです。軽い気持ちで行かない方がいいです。 で、辿り着いた湖ですが、割と普通の湖で、オンネトーの湖面を見たときのような感動はありませんでしたね。 とにかく静かで周りに何もない。それがこの湖の良さなのでしょうかね。
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11:00-11:00
冬、とてつもなく寒いこと以外、イメージが湧いてこない陸別町。 観光するよう場所もあまりないようで、この道の駅でトイレ休憩を入れたら、早々に立ち去ることにしてましたが、ちょっとだけ見学。 今は道の駅になってますが、元々ここは鉄道の駅で、駅のホームも鉄道もけっこう保存されていて、トロッコ乗車を体験することができるんですね。 ここは、鉄道好きなら楽しめるかもしれませんね。
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12:00-12:00
今回の旅行の〆の昼食に選んだのは、足寄町にあるアメリカンなバーガーとジェラートを出すというお店ですが、ここも人気のお店らしいので、また混んでいないかやや心配でした。 で、行ってみると、なんと「当分の間、テイクアウトのみの営業」。旅行でテイクアウトはちょっと厳しいです。 さらに、奥さんが楽しみにしていたジェラートは、もはややっていない。 混雑さが原因ではありませんが、またも第一候補のお店を断念することに。悲しいですねえ…。
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12:00-12:00
第一の選択肢のウッディベルさんがめちゃくちゃ混んでいて、入店するのが怖いレベルだった場合の第二の選択肢として用意していたのが、こちらのお店。 第一候補は決して混んではいませんでしたが、別の理由で断念してこちらへ。 何でも、足寄町が生んだ昭和の大スター松山千春さんが、子どもの頃から足繁く通ったというお店らしいですね。 ここの一番人気は「昔ながらのラーメン」。 見てください。見た目、正に昔ながらです。 スープを啜ってみても、やっぱり昔からの味。具も昔からの具。 その昔ながらのラーメンが普通にきっちり美味いです。 第二候補ではありましたが、味には満足できました。
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12:00-
あとはひたすら家路を急ぐ
お腹いっぱいになって、旅行の余韻を感じながら帰路につきました。 今回も全行程自分の車での移動でしたが、前回より大幅に距離が伸びて約480kmの走行でした。 今回の旅行もまずまず楽しめましたが、一つ思ったのが、やっぱり北海道は街と街とが遠いこと。 途中の景色が単調で、正直、飽きが来ますし、何よりけっこう疲れます。 まあ、それが北海道旅行というものですかね? さて、今回は、超格安旅行だったので、すぐ次の旅行に行っちゃおうかな?
2020年はあくまで近場 8月は北見方面のご当地グルメを中心に
1日目の旅ルート
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