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宿番号:311615

里山の時と流れに身を任せ、ゆったりほのぼのふれあい湯治。

川渡温泉 (鳴子)
古川ICを降りたら、国道47号線を鳴子方面へ約45分

東五郎の湯 高東旅館のお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • とにもかくにも、私は温泉

    更新 : 2024/2/20 3:54

    温泉を、見たいと思う。

    50ミリの源泉湧出口に入り込み、どんどんどんどん地下にもぐり、温泉の元までさかのぼってみたいと思う。

    湧出温度は57度だが、1メートルもぐるたびに温度は上昇し、とてもとても耐えられないかもしれないが、とにかく温泉の元まで行きたいと強く思う。

    体が溶けてなくなってしまうかもしれない。
    皮膚が溶けて、内臓が溶けて、目も脳も溶けてヒラヒラになってしまうかもしれないが、
    とてつもなく、人一倍温泉の元にたどり着きたいのだ。

    思うのだか、
    そこにはとても怖い温度の神様が居て、いつもいつものどの渇きに飢えていると思えば、神様の欲しいものは一滴の水かもしれない。
    水は雨? それとも川から浸透する濾過された純粋なH2O?
    神様ののどを潤すには、一滴だけで足りるはずも無く、もっともっとたくさんの水が必要に違いない。

    やがてのどの渇きに我慢できなくなった神様は、赤い火の粉を口から噴出し、大地に大きな口をあけ、降るしきる雨を口の中にいっぱい溜め込みゴクリと飲み干す。
    たらふく水を飲み込んだ神様は、生理現象をもよおしたようだ。
    地表に向けていき酔いよく放出したオシッコは、さまざまな岩石を溶かして、イオンを内包した体に心地よい温泉に姿を変え、今日も人々の暮らしに役立っているのです。

    わたしと、大地の濃密な一コマ.....

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