宿番号:311615
東五郎の湯 高東旅館のお知らせ・ブログ
ウサギの仕事
更新 : 2024/2/29 5:03
木々がゆさゆさ揺れているのが窓から見えます
外の明るさは月明かり
窓から身を出して眺めると、月はビー玉位の大きさで、
小さいながらも煌煌と夜を照らしています
月の周りの雲が風に飛ばされ、ちぎれながら山の向こうに消えていきます
二度と戻ることのない、今の川渡の、今だけの夜の空です
このような観察的時間経過の裏側に生まれる、もう一つの世界
月の中のウサギが、今宵は何時もと形が違うようだとか、
実は、地球からは見えない透明なライオンが月に居て、
ウサギの耳を食べてしまったのかもしれないとか、
昔から餅つきをしていたのは自分が食べるためではなく、
ライオンの命令で餌をこしらえていたのかもしれないとか、
そんな奴隷的状況からウサギを救出しようと、
アメリカの義勇軍がアポロに乗って、ライオン退治に行ったとか、
月に降り立った時に船長がピョンピョン跳ねていたのは、
ウサギの仲間であることを示すためだったとか、
いろんな夢想、空想的「とか」で想像逞しくする、もう一つの世界
空想..夢想..想像
関連性は...
空の想いも、夢見ることで、想いの像が生まれるかも知れません.....