草津温泉には大小100以上もの源泉があり、湧出量を合計すると 32,300ℓ/分 で日本一の自然湧出量になる。その中でも最大の湧出量を誇るのが当ホテルで引いている万代鉱 (ばんだいこう) 源泉で、単独で 6,200ℓ/分の湯が湧き出しています。また、温度 94.5℃、pH 1.60で、温度、酸性、成分のいずれをとっても草津町内最強の温泉です。
当ホテルから国道側にちょっと進んだ辺りで山の方をご覧になると白い湯気が見えます。これが源泉です。過去に事故が有り、現在は噴出地までは行けません。
万代鉱源泉はもともと自噴していたわけではなく、1970年に万代硫黄鉱山の掘削中に坑内から湧き出しました。鉱山はそのまま閉山されましたが、その後、1975年から熱交換で65℃まで温度を下げたうえで温泉街への引湯を開始し、現在は西の河原露天風呂や共同浴場、数多くのホテル、旅館で使用しています。湯量が多く、温度も高いため、各施設は源泉掛け流しで提供しています。
色は無色透明。酸性度が強いため肌の弱い方はピリピリ感が感じられます。また、目に入ると痛みがあります。
強力なピーリングと殺菌力が最大の特徴です。
万代鉱源泉をお楽しみください。