八王子から車で約1時間ほどの場所に檜原村という東京本土で唯一の村があります。
檜原村は大部分が関東山地の中にあり、非常に険しい地形の村です。
そういう地形なので、ハイキングや渓流釣りなどを楽しむことができる、首都圏でも人気のアウトドアスポットとなっています。
そんな檜原村に「払沢の滝」という名所があります。
(「払沢」は「ほっさわ」と読みます)
この滝は都内で唯一、「日本の滝百選」にも選ばれています。
先日、その払沢の滝を訪れてきました。
駐車場から滝までは約1キロの道のりがありますが、渓流沿いの平坦な道なので、ハイキング気分で歩いていると、10分足らずで滝まで到着できます。
滝は全部で4段、全ての段の落差は合計約60mになります。
最下段は落差約26mとなり、滝の近くまで行くと、滝からの風の勢いを感じるほどです。
私が訪れた日は気温29度だったのですが、滝つぼの周りはとても涼しく、さわやかな気分になりました。
冬は冷え込みが厳しく、滝が凍結するらしいのですが、この凍結した姿も美しいらしいので、次は冬に訪れてみようと思います。
駐車場の近くには洒落た喫茶店もあり、こんにゃくなどのお土産品を買う事も出来ます。
JR武蔵五日市駅から1時間に1本ほど、路線バスが出ているので、車がなくても、訪れることが出来ます。
八王子から半日あれば訪れることが出来るので、八王子滞在中に時間が空いた時などに訪れてみるのも良いかもしれませんね。
フロント・下崎光明