「気兼ねなく、心地よく」をコンセプトに、従来の旅館ステイとは異なる新しいスタイルの旅館ステイを提案中のホテル八木。
より身近で、気軽なスタイルに一新し、「こんな旅館があってもいいんじゃないか。」「こんな旅館が近くにあったらなぁ。」そんな想いで変わり続けているホテル八木。
今日は、そんなホテル八木から、不定期掲載のよもやま話をひとつ。
先日、観光庁で定期的に行われている会議の資料に目を通していたら、なかなか面白い調査報告がありました。
日経リサーチによるweb調査でした。(調査期間は2017年2月10日〜16日)
日本人が旅行において最も多く利用する宿泊施設は「ホテル」とのことで、アンケート回答者の75%を占めていました。
アンケート回答者のうち「旅館」を利用すると答えた方は、18%でかなり少ないことがわかります。
「宿泊先に旅館を選ばなかった」その理由が面白いです。
最も多い理由が「特に理由はない」であり、その次が「値段が高い(割高に感じる)」でした。
「特に理由がない」。。。
これはかなり驚愕の結果だと思います。
そもそも、宿泊施設として「旅館」が思い浮かんでいない可能性があるということですよね。
その根拠として、旅館の数および客室数が毎年減少しているのに対し、ホテルの数および客室数は毎年増加しているからです。
でも、旅館とホテルの数で言えば、まだ旅館の方がホテルの4倍近い数であり、ホテルの方が数が多いからホテルを利用しているというのも違う気がしています。(客室数にするとほぼ同数ですが。。。)
お客様に求められていない「商品」を、旅館はお客様に提供している??
旅館を選ばなかったその他の理由を見ても、やっぱり、旅館の「商品」が、もはやお客様のニーズを満たせないと考えられるかもしれませんね。
ちなみに、選ばなかった他の理由にはこんなものがありました。
・仲居さんが部屋に入ってくるのが嫌だから
・設備が古そう、快適な部屋ではなさそうだから
・団体客が多そうだから
・食事時間やチェックアウト時間に融通が利かないから
などなど。
旅館を選ばなかった理由をみると、私は声を大にしてこう言いたくなります。
「そんな時は、“もてなさない”のも“おもてなし”と考える宿、ホテル八木へどうぞお越しください!!」と。笑
■代表取締役:八木一夫
この数字を見ても、ホテルと旅館の、お客様の“支持”の差は歴然です。