私にとってジンギスカンとは、親戚一同が、または同級生が集まって青空の下で心置きなく焼いてみんなでわいわい楽しく食べる、完全なアウトドア系の食べ物でして、とにかく「人が大勢集まったら屋外でジンギスカン」が小さい時から定番になっています。
もちろん各家庭で楽しむだけでなく、札幌市内、むしろジャスマックプラザホテルから徒歩で行ける範囲にも数え切れないほどの美味しいジンギスカンのお店がありまして、フロントでお客様におすすめのお店を聞かれると、「あそこも美味しいし…いやでもカウンターしかない店だからダメかな…あそこはちょっと遠いかな…」と一店にしぼることにかなり苦心しています(笑)
以前このブログでもちらりと紹介しましたが、ジンギスカンの食べ方にはタレの先付けと後付けの2種類がありまして、札幌は後付けが主流です。そのため、市内にひしめくお店もほとんどがこの後付け方式をとっているようです。両方置いているお店ももちろん多いのですが、タレに漬け込んだ羊肉のみを出しているお店は、このあたりでは本当にマイナー。
しかし札幌出身の私が慣れ親しんだのはマイナーな方。というのも、ジンギスカンパーティー(?)の場になっていた祖父母の家が、先付けが主流の地域(道南方面です)にあったからで、その時必ず購入して食べていたのが、ジンギスカンの老舗「松尾ジンギスカン」のお肉でした。特製の甘辛いタレに漬け込まれた羊肉がビニールパックされていて、わりとどこのスーパーでも購入でき、私にとってジンギスカンと言えば、松尾なしでは成り立たない!というぐらいの王道。
本店は滝川市にありますが、札幌市内にも数店直営店がありまして、時々無性に食べたくなり、友達が集まると頻繁にお世話になっちゃってます!
そうそう、ジンギスカンといえば、とにかくもくもくと煙が立ち、独特のにおいが衣服にまとわりつくのが嫌で倦厭しているお嬢さん方も多いかと思いますが(一応私もにおいは気になるお嬢さん代表です!)、まつじんの場合、無料で貸し出ししているロッカーがありましてそこでまずコートやバッグを預けることができるのです。また、特製のロースターが煙をぐんぐん吸ってくれるので、まったくと言っていいほどにおいが気になりません。「まつじん南1条店」はホテルからは歩いて15分強。松尾ジンギスカンの味を札幌でも是非堪能していただきたいです♪♪♪