宿番号:324444
時間を旅する宿 海のはなのお知らせ・ブログ
御袋の味【味噌汁】!
更新 : 2011/6/22 6:04
京言葉で、動詞などの頭をとって、「お」をつけて名詞としてつかう、というものがあります。
京の貴族などが使っていた、女房言葉のことです。
「おはぎ」、「おかず」、「おでん」など。
そのひとつで、「お付け」というものがあります。
動詞「付ける」の「付け」に、接頭語の「御」をつけたものです。
ご飯に「付ける」汁物という意味です。
「おみおつけ」の由来は、漢字で書くと「御御御付け」と書きます。
上記の「お付け」と、そのまえの「御御」に分解できるわけです。
この「おみおつけ」の「御御」の由来はいろいろな説があります。
●「お付け」をさらに丁寧にする意味で、接頭語の「御御(おみ)」がついて「御御御付け」になった、という説。
●味噌をていねいにいう言葉で「御味」というものがあります。
これが「お付け」と結びついて「御味お付け」になった、という説があります。
つまり、「おみおつけ」とは味噌汁のことになりますね。
関連する周辺観光情報
関連する宿泊プラン