宿番号:331105
氷見温泉郷 魚巡りの宿 永芳閣(BBHホテルグループ)のお知らせ・ブログ
【産地表示】永芳閣はこんなふうに考えています
更新 : 2011/7/27 10:09
先般の永芳閣の会席フルコースのおしながき。
ちょっと特別バージョンです。
品数や内容が特別と言うわけではなく、お品書きの書き方が特別。
(赤い○の所)
今日のお客様からのリクエストで、
それぞれのメニューの下部に、産地を入れました。
牛のしゃぶしゃぶ・・・きっと、ニュースなどにわーわーいっているエサの藁のことが、気になられたのだと思います。
個体識別番号も記載しました。
今日の牛は、氷見で生まれ、氷見で肥育された氷見牛。
肉牛農家のお父さんのところに行って、藁のことを聞いてきました。
氷見牛の全体の頭数が少ないので、氷見では県外からわざわざ藁を購入することはありません。それぞれの肉牛農家(12軒ほどです)の自前の田んぼや近所の田んぼの藁で事足りるそうです。
お刺身や塩焼きなどに使っている魚類・・・コレだって、気になりだしたら、もうきりがないです。
魚は、「水揚漁港」が産地になるしくみ。
毎日、板場が浜に行って、どこの網に入った魚かを見て仲買さんが競り落としてもらっています。
お鍋にはいる野菜、カルパッチョなどのあしらいに使う野菜・・・仲買さんに、まずはできるだけ地元のものと昔から頼んでいます。その上で、氷見で手に入らなかったら、富山県産。それができなかったら、できるだけフードマイレージの小さなものと頼んでいます。
卵も、富山県の小矢部市産の仁光園さんの生食OKのサルモネラフリー卵を使っています。
永芳閣の食材に関する基本的考え方は、上記の通りですが、献立に毎回食材の産地を記載することは、ないと思います。
事前にご希望があれば、当日の献立に記載しますし、質問があれば女将が口頭でもお話します。
「東北支援のために、東北の食材を使用する」という方やお店もあっていいと考えますが、・・宿は、食材のエンドユーザーではありません。宿にお泊りになり食事をされるお客様がエンドユーザーです。今は、せめて産地に敏感になっていないと、お客様の食を守れないと考えています。
とはいえ、もともと、フードマイレージの小さい地産地消の取り組みをしていましたから、いままでとそう変わりません。
ご理解下さいませ。
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