伊豆のあわびは、海女さんたちによる「素潜り漁」で水揚げされます。

漁期は、4月〜12月頃（地区によって少しちがいます）、
1月〜3月は、産卵期なので漁は控えます。

海女さんは、伊東港では男性が多いようですが、

川奈、八幡野港では、女性の海女さんがもぐっています。

実は、私のおばあちゃんも海女さんでした。

72歳まで現役で、振り返れば50年以上も、

川奈港で、あわびやさざえ漁をしてきました。

年をとってからは「深く潜れなくなったよ〜」(´ﾍ｀；)

と、水中メガネのフレームに沿ったシワが刻まれた顔で、そう言っては、

苦笑いしていましたが、

私から見れば、72歳で毎日海へ潜れるなんて、凄いな！と思っていました。

あわびを見ると、そんなおばあちゃんのシワが刻まれた笑顔を、思い出します。

夢海月のあわびは、活きたまま入荷していますから、

通常は、「踊り焼き」して召し上がっていただきます。

昨日は、お客様より「お刺身」のリクエストがありましたので、

お造りでご提供しました。（画像）

ご遠慮なくお申し付けください。