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伊香保温泉 和心の宿 大森のお知らせ・ブログ
伊香保の石段街、昔と今
更新 : 2011/9/30 10:25
伊香保温泉の中心地は石段街とも呼ばれ、石段をはさんで
両側に旅館やおみやげ屋が並んでいます。この町並みの始
まりは、天正4年(1576年)にさかのぼります。
代々伊香保に在し、上杉氏やがては武田氏の配下にあった
木暮下総守祐利らが、傾斜地を活用して温泉街を造成した
のが湯の街の始まりとされています。
石段の町は、当時としては時代の最先端だったはずです。
長篠の合戦の後、武田方が傷を負った武士たちの治療のた
めに造られたものともいわれ、石段街は日本初の温泉リゾ
ート都市計画に基づいて造られた街といえます。
今までの石段は昭和55年からの5年間で、天正以来の大
改修が行われたもので、御影石が敷かれています。
そして、今回の石段の延伸は、渋川市の伊香保温泉再生事
業の一環で、従来は県の研修保養施設「観山荘」があり、
県道から石段街を望めなかったのですが、市はこの施設を
県から取得し、「温泉再生の起爆剤に」と跡地に石段を延
ばしたのです。新しい石段街は広場部分(38段)を除き、
従来の352段から365段になリました。
当館より、石段街まで、徒歩で5〜6分の距離です。お出
かけ下さい。
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