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看看臘月 12月料理勉強会 生唐墨って生カラスミ?
更新 : 2016/12/5 10:18
12月の異称は臘月。
桐懐石の料理勉強会。
からすみはとどのつまりがボラの卵巣を乾燥させたものですが、数多の工程を経て作られる高級品です。旬は魚が卵を抱く秋から冬にかけて。
桐懐石のお品書きに生唐墨って書いてありますけど、どれがカラスミなのか。
最近、パスタの上に載っていたり、パスタ以外思いつきませんが
パスタの上に載っていたりするオレンジ色のあれですか?
オレンジ色のがカラスミで、黄色いのが生カラスミ。
とわざわざ、みんなに見せるために和える前の状態で教えてくれました。
箸で示しています。
豊臣秀吉がこれは何かと長崎代官・鍋島直茂に尋ねたところ唐(中国)の墨に似ているので「からすみ」でございます、と答えたことに由来するそうです。
豊臣秀吉といえば真田丸の話になるかといえば、そうではなく中国ドラマの話をします。
則天武后のドラマを最近よく見かけます。
今回の中国ドラマは、宮女にいたるまで衣装は絢爛豪華、カンザシは技巧をこらし精緻を極めております。
権謀術数はいつも通りの面白さ、先日はポロの勝負をしていたと伺いました。馬術も見どころではないでしょうか。
中国のドラマをみていると、宮女ですらこれですから
宮廷料理ときたら、さぞかし手間暇かけて作られているでしょう。
カラスミはエジプトやギリシャが起源という話ですが、距離や時間など物ともしないでしょう。
今では世界中で愛されているカラスミです。
20161203
四万温泉四万たむら よりみちよ
四万たむらは月替わりの本格懐石料理を提供しております。
12月は「臘月のおもてなし」
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