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アパホテル〈山形鶴岡駅前〉のお知らせ・ブログ
郷土菓子「きつねめん」
更新 : 2017/1/4 9:58
山形県鶴岡市にきつねのお面の形の小豆粉と砂糖を混ぜて型に入れて作るゥ越(もろこし)があります。
この御菓子を「おきつねはん」ないし「きつねめん」といいます。
江戸時代の天保11年(1840年)、鶴岡市を中心に庄内地方を治めていた庄内藩(酒井藩)を幕府が越後長岡に転封しようとしました。(三方国替え)
それに対して庄内藩の領民が反対運動を起こして幕府が命令を覆して国替えが無くなりました。この天保義民事件は、藤沢周平の時代小説「義民が駆ける」に詳しく記載されています
庄内藩主が「お居なり」になったという慶事に際し、城下のさる菓子屋が「居成」を「稲荷」にちなんで小豆の打ち菓子「おきつねはん」ないし「きつねめん」を作り、藩主に献上したのが始まりと言われているそうです。
鶴岡にお寄りの際はお土産にどうぞ。
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