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つけ麺のルーツを求めて中野大勝軒へ
更新 : 2018/6/16 17:46
最近はラーメン屋さんでつけ麺を出すだけではなく、つけ麺の専門店も珍しくないようになってまいりました。実はこのつけ麺、私どものホテル周辺にルーツがあるのです。
戦後、荻窪に丸長というお店が生まれました。こちらのお店は日本そばの職人さんがつくったお店で、ラーメンを出します。いわゆる中華そばです。
こちらのお店から、いくつかのお店が枝分かれします。そのひとつが故坂口正安さんが出した中野大勝軒で、この中野大勝軒で働いていたのが故山岸一雄さん。
元々荻窪の丸長時代から、余った冷たい麺を温かいスープで食べる「つけそば」はまかないとして食べられていたそうですが、ある日、中野大勝軒でそれを食べていたところ、お客様から食べたいという要望があり、それをきっかけに「もりそば」として商品化。山岸さんが独立した東池袋大勝軒で人気に火がついて今に至ります。
今でもつけ麺のことを、荻窪丸長に由来するお店は「つけそば」と呼び、東池袋大勝軒に由来するお店は「もりそば」と呼ぶそうです。
中野大勝軒のつけ麺は、もちっとした麺にあっさりとした醤油味のつけ汁。最近のつけ麺はこってりとした味付けのものが多いですが、こちらは飽きがこないシンプルなもの。元祖つけ麺の味を存分に楽しむことができます。
お持ち帰りをすることもでき、お土産にもおすすめ。麺・つけ汁・具が一揃いになっています。
つけ麺のルーツを求めてお出かけになられては如何でしょうか。
あっさりとしたつけ汁で、麺が進みます。
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