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金沢のお正月文化のご紹介!!/ご当地グルメ特集

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ホテルトラスティ金沢香林坊

ホテル外観

利便性と快適性、癒しとくつろぎのニーズを融合したシティホテル

金沢のお正月文化のご紹介!!

今年もあと2週間で終わりを迎え、
いよいよ2020年がやってきます。

今回は金沢のお正月文化をご紹介します。

【お雑煮】
お雑煮というとお正月に食べることから、地域によっては
豪華な食材を使ったお雑煮も見かけますが、
加賀藩では元々食材が豊かだったこともあり、
お雑煮に関してはあえて具が少なく非常にシンプルなものが主流です。

出汁の旨みを活かすため、具材はお餅の他にはかまぼこや三つ葉、
風味を添えるゆず程度で、疲れた胃腸も労わるようなおすまし仕立てです。

金沢では焼いた 角餅を使うのが一般的ですが、能登地方では丸餅が多いようです。
元々「丸」は神の象徴を表し、お餅は丸いものが主流でした。
しかし、金沢は武家社会の影響で四角いお餅が広がっていきました。
四角い餅は、持ち運びに便利で、のし餅にして切ると作りやすいのがその理由です。

【かぶら寿司】
金沢ではともに冬に旬を迎える貴重な食材「ブリ」と「かぶ」を使って江戸時代から
かぶら寿司が作られてきました。

寿司というと、現代では握り寿司や巻き寿司を想像しますが、
かぶら寿司は「なれ寿司」という発酵させて作る寿司に分類されます。

それぞれ塩漬けにしたかぶとブリを交互に重ねた後米糀に漬け込んで発酵させます。
重石をのせて寝かせながら味をなじませ、
ブリの旨みがかぶに移った1・2週間後が食べ頃となります。

ブリは、成長に伴い、名前を変えて呼ばれることから出世魚として有名です。
とても縁起が良いことから、金沢ではこうして手間をかけて作ったかぶら寿司を
お正月に食べる習慣があります。


【鏡餅】
お正月になると見かける鏡餅。
一般的には白いものが主流だと思います。

しかし金沢では、紅白の二色で作られた鏡餅が一般的です。
そこで全国シェアを誇る鏡餅メーカーでも、
石川県用には、特別に紅白のものを作っているそうです。

理由については、加賀藩前田家の家紋の梅であることから紅梅・白梅にちなんでいるとか、
源平合戦の平氏の赤旗・源氏の白旗を模しているとか、諸説あります。

いずれにしても紅白の鏡餅はお正月のおめでたい雰囲気にぴったりで、
華やかなものを好む金沢の人たちから愛されています。

年末年始に金沢にお越しになる際には、
この時期の金沢ならではの旬の味覚や風習にぜひ触れてみて下さいね!!

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