宿番号:373900
徳島グランヴィリオホテル―ルートインホテルズ―のお知らせ・ブログ
徳島の伝統工芸品のご紹介★
更新 : 2021/3/18 22:08
皆様こんにちは!
少しづつ暖かくなってきて、春の訪れを感じられる季節となって参りました。
私は毎年恒例となっている花粉症に悩んでおりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて今回は、春にぴったりな徳島の伝統工芸品である「遊山箱」についてご紹介致します!
もともと徳島では、旧暦のおひな様の頃に春の節句がありました。毎年4月3日になると、子供たちがお弁当箱にご馳走をたくさん詰め込んで、山や海、野原へ遊びに行く風習がありました。その風習のことを「遊山」と呼んでいました。その際に子供たちが持っていたお弁当箱が「遊山箱」です。
遊山箱は、杢張り(もくはり)という木工技術を活かした塗装がされており、3段重ねの重箱の形になっています。
古くは江戸時代のものもあり、徳島では昭和半ばまでどの家庭でも愛用されていました。
当ホテルでは、本館14階にございます和洋ダイニング「阿波」で、遊山箱を使用したメニューをご用意しております。
真っ赤な遊山箱に、彩り溢れる美味しいお料理が敷き詰められており、見た目も味もお楽しみ頂けるメニューになっております♪
また、本館1階ロビーには、漆器蔵「いちかわ」様の遊山箱を飾っております。
無地のシンプルなものや、絵柄が彩られた華やかなものまで種類がたくさんあり、職人さんが1つ1つ丁寧に作った遊山箱は、見るたびに心をくすぐられます(^^
パンフレットもご用意しておりますので、是非ご覧くださいませ。
これから迎える春にぴったりな、徳島の文化のご紹介でした。
お食事だけでなく、お花を生けたり、アクセサリーなどの小物を仕舞えたりと幅広く使っていただけます。
古くから引き継がれている徳島の素敵な文化「遊山箱」に、是非触れてみませんか?
宿泊部 西澤
本館1階ロビーの遊山箱
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