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【歴史】【スポット】黄金山「山になっちゃった島」
更新 : 2022/3/31 22:50
皆様こんにちは!
ホテルリブマックスPREMIUM広島は、二葉山山麓に位置しており、そこから南に広島市街地が大きく広がる地形です。
なのに、その南側は真っ平らな平野ではなく、3つの山が確認出来ます。
「比治山」「江波皿山」「黄金山」
この中で気になるのは、やはり名前がゴージャスな「黄金山」でしょうか?
勿論、昔からそんな名前であるはずはなく、これから黄金山へと成長したお話をお楽しみ下さい!
先にご紹介した3つつの山には共通点画面あります。
それは、元々が「島」だった。
つまり、島の梺まで埋め立てられて、無理矢理島にさせられちゃった(T_T)
ってな訳です。
江戸時代の始まりとともに開府した広島の街は、200年もの間に人口が右肩上がりで増え続けます。
広島市のホームページによると、1820年時点での広島城下の人口は、武士と町人併せて約7万人と推定されています。
当時の広島は、江戸・大坂・京都・名古屋・金沢に次ぐ大都市でした。
そうなると、当然土地が足りません。
その為、南を目指して、次から次へと海を埋め立てて陸地していったのです。
その勢いで、広島湾に浮かぶ三つの島も、山になったのです。
埋め立ての手法は、先ず川岸となる箇所を盛り土で嵩上げし、水を堰き止めます。
その後、内側の平地部分に土砂を入れて内地も嵩上げするものです。
江戸時代以降に埋立で平地化された、平和大通りより南側では、今でも川岸の方が高くなっている場所があります。
黄金山も、かつては「仁保島」でしたが、1750年ごろには仁保島の近くまで埋め立てられ、山になっちゃいました。
何故、仁保島から黄金山と呼ばれるようになったのか?
諸説ありますが、地元では「白い実をつける南天の根元を掘れば小判(黄金)が出る」という伝説が伝わっています。
黄金山の標高は221mです。
周囲にはビル等の建造物も含めて、高山や高層建築物はないので、広島市街を一望できる展望スポットです。
そしてこの時期、黄金山はピンク色に染まります。
山中の桜が一斉に開花する為です。
先程も申し上げましたが、周囲には高山や高層建築物がないので、遠くからでも黄金山が鮮やかなピンクに染まっているのが分かります。
桜の名所にして、広島市内の貴重なビュースポットの黄金山へは、お車での移動が便利です。
ただし,深夜は入山出来ませんので、ご注意下さい。
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