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加賀・山代温泉 瑠璃光のお知らせ・ブログ
お宝拝見!「あいうえお」はこの人からはじまった
更新 : 2010/12/17 17:09
私たちが普段使っている「あいうえお」の五十音ですが、
実はここ山代温泉に非常にゆかりが深いのです。
山代温泉・薬王院温泉寺の3代目住職であった、明覚上人がその創始者と云われているのです。
寺の境内を抜けると、薬師山につながる「あいうえおの小道」があります。
階段状の小道には、その名の通り「あいうえお」と書かれた
九谷焼の小さなタイルが埋め込まれていて、
あ、い、う、え、お、と一歩一歩つぶやきながら
木々の間を上っていくと、その墓といわれる「五輪塔」があります。
先日、ご住職のご案内で重要無形文化財である「五輪塔」の内部を見せていただく機会がありました。
なんでも室町時代のものいう墓には、
インドの梵字、サンスクリット文字が刻まれていました。
歴史ロマンがありますね〜。
あたりは樹齢を感じさせるシイや松の木が生い茂り、森林浴気分にも浸れます。
山代随一のパワースポットのひとつともいっていいでしょう。
この季節はクマ鈴が必要ですが、ぜひ訪れていただきたいものです。
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