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ホテルモントレ仙台のお知らせ・ブログ
=いなかの神様=
更新 : 2011/1/17 0:34
トイレの神様…NHK紅白で見ました。
ウチのばーさんも、『…の神様』でした。
明治43年生まれ 日韓併合があった年の生まれの101歳
いよいよ100歳が見えだした頃から、生き神様のように扱われて
だれからも大切にされていました。
あの歌詩に中にある「心の中の神様」のとおり
ちょっとした神話があります。
僕が子供のころ、
近所の人から『あんたのばーさんは、何々』と言われていた事が
ありました。
昔も昔、昭和30年頃(ばーさん45歳頃)まだまだ世の中には
物乞いする人がいました。(●●は差別用語なので言葉を伏せます)
もちろん、ばーさんの家も貧乏でした。
『茶碗一杯の米くれんか…』
『いいよ、お茶飲んでいけ』
いつも、その人が来れば施しをしていたそうです。
『あそこの家は、三粒くらしか分けないから火に気をつけろ』
『あんたは、●●に米分けるから息災になる』
しばらくすると、向こうの家は火事になったそうです。
ばーさんは、101歳まで息災でした。
ばーさんは、●●は神様の権化だ、そういう人を決して馬鹿にするな
と、幼い僕に言ってました。しかし記憶は奥の奥に。
暮れも押し迫ったクリスマスの朝、実家にいた私は朝4時に目を覚まし、
いなかの神様が天国に昇ったとの電話が入りました。
この歌を口ずさむと、ばーさんの教えを思い出すのであります。
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