ばっけ
更新 : 2012/4/16 11:56
弘前パークホテル3F
津軽三味線ダイニング「響」調理担当の小川です。
だいぶ雪も消え春本番って感じですね。
今回紹介する山菜は「ふきのとう」です。
皆さんも「ふきのとう」は知っていると思います。
道路脇や野原、斜面、いたるところにあり
発見が容易ですよね。
津軽では「ふきのとう」を「ばっけ」と呼んでいます。
代表的な調理方法は天ぷらです。
油で調理すると灰汁が抜けやすいらしく
適度に苦味が和らぎます。
また、本当かどうか解りませんが
私が聞いている話ですと
揚げるときに根元の部分を上に
花の部分を油側にして揚げると
灰汁が抜けやすいんだそうです。
苦味が強いのが好きな方もいますので
揚げ方を工夫してみてはどうでしょうか。
ちなみに「響」ではこの「ふきのとう」を
炒めて味噌等を入れて
「ばっけ味噌」にして保存し
提供しています。
苦味があり、ふきの香りもして塩辛い味。
日本酒好きにはたまらない一品です。