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JR東日本ホテルメッツ 長岡のお知らせ・ブログ
后妃たちの華麗なる生活
更新 : 2012/7/10 14:12
こんにちは、ホテルメッツ長岡の吉川です。
上野動物園にパンダの赤ちゃんが生まれましたね♪
日中国交正常化を記念し、上野動物園に初めてパンダが来てから40年。
今、長岡市の新潟県立近代美術館にて、日中国交正常化40周年記念【地上の天宮 北京・故宮博物院展】が開かれています。
故宮博物院はかつて「紫禁城」と呼ばれ、明朝・第3代永楽帝が1406年に造営し、清朝最後の皇帝の愛新覚羅溥儀が退去するまでの約550年間、24人の歴代皇帝が住んだ宮殿でした。
ちなみに1987年公開のアカデミー賞受賞作品『ラストエンペラー』は、世界で始めて「故宮」で撮影が行なわれたんですよ!
展覧会は【第一部 故宮の后妃たち】【第二部 故宮の子どもたち】の二部構成です。
最初に展示されているのが、龍の彫刻がほどこされた豪華な『皇后の座椅子』。
3,4人並んでも余裕で座れそうな大きさです。
様々な展示品があるのですが、やっぱりどうしても服飾・宝飾に惹きつけられます。
手の込んだ刺繍の豪華な礼服や、冠、耳飾り、指輪…
カワセミの羽をはった細工の上にルビー、アレキサンドライト、ひすい、真珠をあしらった花かんざしなど、美しいものを見るのって楽しいですね♪
衣服や宝石などの后妃たちゆかりの品々を堪能しつつ進んでいくと、美食エリアへ。
ここでは、清朝宮廷の食卓が再現され、NHKドラマ『蒼穹の昴』の西太后の食事シーンも流されています。
料理はそれぞれ2口しか食べれないしきたりがあったなんて、初めて知りました。
(食いしん坊な私には我慢できな〜い!笑)
『蒼穹の昴』を見てらした方々の見学が多くて、「ドラマで見たわね」などの会話が聞こえてきました。
第二部の【故宮の子どもたち】では、子どもたちの教育や生活に関する絵画、工芸品、衣服などが展示されています。
最後に、清朝歴代12人の皇帝・皇后たちの表や、日本や諸外国の出来事を並べた歴史年表があり、
「紫禁城を造り始めたのって足利幕府の頃なのか〜」
「清朝が成立したのは江戸幕府開府と同じ頃か〜」
と、改めて歴史の長さを感じられます☆
長岡へお越しの際、ぜひ見学されてみてはいかがでしょう?
地上の天宮 北京・故宮博物院展
開催:8/5(日)まで 9時〜17時
観覧料:当日 一般1,100円/大学・高校生800円/中学生以下無料
(7/9、17、23は休館日)