伊富魚
更新 : 2012/7/12 13:54
弘前パークホテル 三味線ダイニング 響
調理担当 小川です。
今回の響の食材は
「伊富魚 いとう」です
「いとう」の漢字は「伊富魚」または魚偏に鬼と書きます。
幻の魚とも言われるほど貴重な魚で、超高級魚として有名ですね。
本州では1990年代後半に青森県の下北で取れて以来
天然物は獲れなくなったそうです。
本州での養殖は青森県だけしか行われていないようです。
それゆえとても高値が付いています。
活締めの「いとう」は凄く身が強く、包丁が入りにくいほどです。
今回は、もちろん刺身で提供しました。
刺身で身はもちろん美味しいのですが、
その皮もまた美味しいので
湯引きして一緒に添えて出しました。
心にしみる津軽三味線の音色、
体に染み入る郷土料理と地酒の数々…
ぜひ『津軽』を堪能しにおいで下さい。